第26話 機嫌の悪い鬼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
こんな朝早くから呼び出すなんて何かあったのか?
あ…もしかしたらこの前提示した報告書に何か問題でもあったのかな?
それとも何か任務でも入ってきたとか?
土方の部屋に行くまでの間に鏡花は頭の中で、呼び出された理由をいろいろ考えていたが答えは見つからず、気がつけば彼の部屋の前に到着していた。
ーーまぁ、用件なんて本人に直接聞けばいいか。
「土方さん私だが」
土「入れ」
障子越しに声をかけると、中からは短めの返事が帰ってきたので、鏡花は「失礼するよ」と言って室内に入った。
「こんな朝早くから私の事を呼び出すなんて珍しい事もあるんだね?」
土「別にたまたまだ」
「そうか…それなら別に良いのだけど…
何をそんなにイライラしているの?」
土「何の事だ?」
「いや、土方さんの霊圧が少しピリピリしているようだが機嫌でも悪いのかなと思ってね
表面上普通にしていても、霊圧からだと直ぐに分かっちゃうからさ
ーーそれで?何かあったの?」
鏡花は彼の前に置かれていた座布団に座りながらそう尋ねた。
土「そうか、なら単刀直入に聞く
ーー昨晩原田と何処で何をしていた?」
「……え?」
土「この距離で聞こえなかったわけじゃねえだろう」
鏡花は土方からの問いに間抜けな声を出した。
「え、まぁそうだけど」
土「ならさっさと答えろ
何処で何をしていた?」
「えっと…昨晩は左之さんに飲みに連れて行ってもらっていただけだけど?」
土「何処の店にだ?」
「左之さんの行きつけの店よ」
土「ただ飲んでいただけか?」
「そりゃ、もちろ………」
原【乱れている鏡花すげぇ綺麗だ】
「…Σっ!/////」
鏡花は昨晩の事を思い出すと再び顔を赤く染めた。
.