第26話 機嫌の悪い鬼
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…ヤバい
…ヤバい!
…ヤバい!!
「やってしまた…∪」
私とした事が…∪
あの場の雰囲気に流されてしまうとは∪/////
「死神失格だわ∪」
次の日、朝日が山の間から顔を覗かせているとき、自室で鏡花は頭を抱えながらとても後悔の念に苛まれていた。
そんなとき、廊下から少し控えめな可愛い声が聞こえてきた。
「おはようございます。
鏡花さん起きてますか?」
…千鶴ちゃん?
「おはよう千鶴ちゃん」
鏡花は障子を開け、廊下にいる千鶴に笑顔で挨拶をした。
千「もう身支度終わってたんですね」
「まぁね…
それよりもこれから朝食…じゃなくて朝餉の準備があるんでしょ?
私も手伝おうか?」
千「ありがとうございます
でも今日は斎藤さんと一緒なので大丈夫ですよ♪」
「クスっ、確かに斎藤さんならまともに作ってくれるから心配しなくて良いかもね
じゃあ朝餉は千鶴ちゃんたちに任せて私は…「あ、そう言えば土方さんが呼んでいましたよ?
部屋まで来るようにって」
「え?土方さんが?
こんな朝早くに何だろう?」
千「用件は分かりませんが……えっと…なんだか少し機嫌が悪かった様な気が∪」
「…え∪」
だったら尚更行きたくないんだけど∪
千「土方さんと何かあったんですか?」
「……何かあったと言われても…
ん〜…∪
私何かしたのかな?」
千鶴は心配そうに聞いてきたが、彼女自身も土方に対して機嫌を損ねる様な事をした覚えがなかったため、考えても何も思いつかなかった。
「でもまぁ土方さんが呼んでいるなら行かないわけにもいかないでしょう
教えてくれてありがとう」
鏡花は「行ってくるよ」と言って千鶴の頭にポンッと手を乗せるとそのまま部屋を出て行った。
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