第24話 総長参戦
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山南がお茶の準備を使用としたので、鏡花が「私が淹れますよ」と慣れた手つきで準備をしていった。
山「朽木君が淹れるお茶はとても美味しいですね」
「ありがとうございます
山南さんにそう言ってもらえると嬉しいですね
あ、このお茶菓子美味しいですね♪」
山「気に入って頂けて何よりです
先日客人から頂いた物ですが、金鍔(きんつば)というお菓子らしいです
他の方には内緒ですよ」
「フフっ、じゃあこれは私と山南さんだけの秘密ですね」
山「クスっ…そうですね
他の方に…特に土方君、沖田君、原田君、斎藤君、永倉君にバレたらそれこそ面倒ですね
彼等は朽木君の事を偉く気に入っているようですし」
「私には勿体ないですがね」
山「彼等がそこまで貴方に魅了するのは何なのでしょうね?
そう考えていると、私も貴方に興味が湧いてきますよ」
「山南さんったら冗談が過ぎますよ」
山「冗談…ですか」
「ーえ?」
山「強ち冗談じゃないかもしれませんよ」
小さく微笑みながら山南は鏡花の頬にそっと触れると、突然の事に彼女も少し驚いた表情を浮かべた。
山「朽木君……いや、これからは鏡花君と呼ばせてもらっても良いですか?」
「え、ぁっ…はい
それは全然かまいませんが
で、でも何で急に」
山「確かに急かもしれませんね
初めは死神だなんてそんな馬鹿げた事信じてはいませんでしたし、ましてや急に現れ敵か味方かも分からない者を信用できるはずもない」
「当たり前ですよ
もし私が山南さんの立場でもそう思っていたでしょう」
山「でも此処への滞在の許可を出したのは近藤さんでもありましたし、なにより貴方は私達やこの町の人々を何度も助けてくれました。
それに此処にいる彼等も貴方の事を心から信用しています。
そんな彼等を見ていたら、私も信じてみようっていつの間にか思っていたんですよ」
「…山南さん」
山「だから最初に言った言葉も冗談なんかじゃありませんよ
あ、でも彼等には内緒ですよ?
ただでさへ恋敵(こいがたき)が多いのに私まで加わったと分かったら申し訳ないですからね♪」
「…え……Σえぇ!?…こ、恋敵!?/////」
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