第23話 八つ当たり
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土「…∪」
沖「あの光景は正に鬼か死神だね」
平「いや、鏡花って元々死神だから∪」
土「ったくバカバカしい!
一人残らず隊士達を潰す気か!?」
そう言って土方は竹刀を振るう鏡花の所に向かい、近くに落ちていた竹刀を手にすると、素早く彼女の攻撃を受け止め強制的に動きを止めた。
「稽古の邪魔をするとは感心せんな」
土「馬鹿野郎…何が稽古だ
隊士達を潰す気か」
「ほぉ…なら変わりに土方さんが私の相手をしてくれるのかい?
だとしたら容赦はせん」
土「…∪」
鏡花は不適な笑みを浮かべ、持っていた竹刀に力を込め握り直すと、彼女の殺気まじりの霊圧に彼は背筋に寒気を感じた。
平「鏡花のあの喋り方って…∪」
原「ありゃ、けっこう本気だな∪」
新「鏡花ちゃんって普段と戦う時の言葉遣いって違うから分かりやすいんだよなぁ∪」
沖「土方さん死んじゃうかもね」
心配している原田達とは別に、沖田はニコニコしながら二人の事を見ていると、彼等の背後から千鶴が声をかけてきた。
千「皆さんこんな所でどうしたんですか?」
平「お、千鶴!
今土方さんがヤバい事になってるんだ∪」
千「土方さんが?
あれ?今日は鏡花さん土方さんと手合わせをしてるんですか?」
原「手合わせなんて可愛いもんじゃないんだけどな∪
昨晩の風間との件…あれでスゲェ怒っててよ∪」
新「千鶴ちゃん!
なんとかして鏡花ちゃんを止めてくれねぇか?」
千「Σえ∪…なんとかって…どうやって∪」
鏡花が放つ重苦しい霊圧に千鶴も冷や汗をかきながら少し困っていると、沖田は彼女の肩にポンと手を置き「千鶴ちゃんなら大丈夫だよ♪」と言ってきた。
千「え…大丈夫って…でも∪」
沖「心配する事なんてないよ
そもそも鏡花ちゃんが千鶴ちゃんを傷つけるようなことするわけないからさ」
そう言って沖田は彼女の背中をポンと押し、二人を止めに言ってくるよう指示した。
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