第22話 鬼退治
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藍【君は所詮その程度の死神だ】
ーーあぁ…そうだとも…。
【た…隊…長…助け…て!】
私はあのときーー。
【いやぁああ!!朽木隊長助けて!!】
…彼等を…自分の部下を見殺しにした。
【止めて!…ハァッ…ハァッ…もう…止めてぇえ!!】
そんな事言われなくても分かってるーー。
藍【自分の部下を見殺しにしたように、これから先何も守る事はできないよ
ならば一層のこと私の物になればいい】
そんな事…私が一番分かってる!!
「貴様に言われなくても…そんな事私が一番理解している!!
ーー駆け巡れ!…雪月風花!!」
”ドォウンっ!!”
風「Σっ!?」
鏡花はギリッと歯を食いしばりギュッと刀を握りしめ始解をすると、先ほどの彼女と打って変わって霊圧が高くなり、様子が変わった彼女を見て風間は驚きの表情を浮かべた。
「冬の雪…蝉氷(せみごおり)」
”パキパキパキ!”
風「Σ何っ!?」
鏡花が斬魂刀を地面に突き刺した瞬間、先ほどまで何もなかった地面に突如氷の膜が風間と天霧と不知火達の足下に現れると、同時に地面から足首にかけて凍り付いてしまった。
不「何だこれ!?動けねぇ!」
天「これは一体!」
風「貴様何をした!?」
「『何をした』って、ただ動けなくしただけよ
私の役目は此処にいる彼等と千鶴ちゃんを守る事だからね
それに私が本気を出せばいつでも貴方と決着をつけることはできる
ーーなんなら今此処で…貴方の心臓を貫く事もね…」
風「…っ」
戦意喪失した風間を見て斬魂刀を鞘に戻すと、先ほどまで彼等の動きを止めていた氷はパリンと音を立て割れて消えた。
そして鏡花は風間の着物を掴み、グイッと自分の方に引き寄せるとーー。
「ーーいくら鬼でも死神を嘗めない方がいいわよ
いつでもあの世に送る事はできからね」
そういって風間の耳元で小さく囁くと、その言葉を聞いて彼は言葉を失った。
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