第22話 鬼退治
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浪士達との戦いが始まってしまった事で屯所内が慌ただしくなってくると、一緒にいた平助は千鶴を安全な道場の近くに連れてきた。
そして、「騒動が収まるまでここら辺に隠れているんだぞ!」と言い残し戻っていくと、千鶴は自分の身を守る為に小通連を握りしめて隠れていたが、彼女の前に風間、天霧、不知火の姿があり、月明かりだけが三人の姿を映し出していた。
ーーど…どうしよう…
平助君に此処で隠れているように言われてたのに…
見つかってしまうなんて…!
風「我が嫁よ、迎えに来たぞ
今日こそ俺と一緒に来てもらう」
千「い…いつも言ってますがお断りします!
それに私は貴方の妻になる気はありません!」
千鶴は少しばかり震える声で必死に抵抗したが、風間はそんな事関係ないといった表情で千鶴の腕を掴んだ。
千「風間さん!離してください!」
風「フッ…貴様に拒む権利などない
それとも此処にいる奴ら全員斬るか?
そうすれば…「千鶴!!」
千「原田さん!」
永「やっぱりテメェらだったか!」
千鶴の危機に原田、新八、平助、沖田、斎藤達が駆け付けると風間は動じる事無く彼等に冷たい視線を送った。
風「フンッ…軟弱な駄犬共がゾロゾロと現れたか」
平「やいテメェ!今直ぐ千鶴を離しやがれ!!」
斎「離さぬと言うなら此処でお前達を斬る」
沖「3人と5人じゃどう見ても君たちの方が不利だと思うけどね」
不「不利かどうかは戦ってみりゃ分かる事だろう
まっ、何人がかりでテメェらが来ようと俺達の敵じゃねぇがな!」
不知火は銃を手にすると彼等に向かって発砲すると、それを合図に原田達も攻撃を開始した。
不「今日こそ決着つけてやるよ!」
”ガウンっ!”
”ガウンっ!”
原「クソっ!これじゃ中々近づけねぇ!」
素早く避けた事で彼等に不知火の銃弾は当たらなかったが、銃と刀じゃ分が悪く中々近づく事ができなかった。
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