第21話 満月の夜に
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「…そうですね。
今いる浪士達は多少泳がせておいても大丈夫でしょう。
霊圧からして大した事無さそうですし
夜待ち伏せておいて、そこから捕縛するなり斬るなり好きにしてもらっても問題ないですよ。
今の所彼等が潜り込んでいる場所は二番組に2人、十番組に1人、一番組に3人です」
沖「へぇ…僕の所と新八さんと左之さんの所か」
「隊士達の人数も多いので気づかないのは当然ですよ。
ーーただ…」
山「ただ…なんですか?」
「今回の件の主謀者である人の事がよく分かってない以上、そちらの警戒は十分にしておいた方がいいかもしれません」
近「…分かった
では夜まではこちらも敵に悟られないよう注意しておこう
それと他の隊士達には今回の事はくれぐれも情報を漏らさないよう気をつけておいてくれ
万が一敵にバレては逃げられてしまう可能性もあるからな」
深刻な話しの中、彼女の隣にいた千鶴は少々不安気な表情を浮かべていると、それを見た鏡花は彼女に声をかけた。
「大丈夫よ千鶴ちゃん」
「鏡花さん?」
「千鶴ちゃんは私が守るから
だからそんな心配しなくても大丈夫よ」
千「ありがとうございます!」
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その日の晩鏡花は死神化すると真っ先にやって来たところは近藤の部屋だった。
「近藤さんいらっしゃいますか?」
近「その声は朽木君かな?
入っておいで」
「失礼します」
鏡花は彼の部屋を訪れると、そこには寝間着ではなくいつもの様な羽織りに袴姿の近藤の姿があり、彼女を見ると優しくニッコリと笑て出迎えてくれた。
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