第20話 薬品注意
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土「邪魔するぞ
あ、凛すまねぇ休んでる時に…
浦原さん、この前頼んでいた件なんだが…」
喜「あ、それなら出来ていますよ」
「ん?この前頼んでいたものって?」
喜「土方さんに栄養剤作ってほしいって頼まれちゃいましてね」
「トシさんって栄養剤なんて飲んでたんだね?」
土「まぁな、この前ゾロと手合わせをした時の疲れが中々取れなくてな∪
ったく…アイツのスタミナは一体何処から来てるんだ?∪」
「クスっ、ゾロのスタミナをバカにしちゃ駄目だよ
トシさんとは鍛え方が違うんだから」
土「分かっちゃいるけど、腕を鈍らせねぇようにするにはアイツぐらいが丁度いいんだよ
それに浦原さんの栄養剤はかなり効くからな」
喜「体を鍛えるなとは言わないっスけど、あまり栄養剤ばかり飲んでたら駄目っスよ」
土「あぁ、今回で最後にしておく」
喜「えっと薬は私の部屋の机の上に置いてあるっスから勝手に取って来てください」
土「あぁ、悪いな」
喜助は薬の場所を土方に教えると、彼はそれを貰う為に彼女の部屋を出て喜助の部屋へと向かった。
「でも喜助さんの薬って本当に効くから凄いよね♪
この風邪薬だって市販のものより全然いいんだもん!
トシさんが喜助さんに頼むのも分かる気がするよ」
喜「アタシの調合した薬っスから、効き目は抜群なのは当たり前っすよv
でも薬も飲み過ぎるとそれはいずれ毒にもなるから危ないんスよね」
「ふ〜ん……あ、そう言えばさっき庭で言ってた事なんだけど」
喜「ん?さっきっスか?」
「新薬の事だよ
私に試したいって言ってた」
喜「あ〜!あれっスね」
「その薬ってもう出来ているの?」
喜「そりゃもう出来てるっスよ♪
アタシの手にかかれば新薬の一つや二つ作れないものは無いっスからね!
まぁ一錠しか作れなかったからかなり貴重なんスけど……………………あ」
「ん?喜助さんどうかしたの?」
喜助は何かを思い出したらしく一瞬言葉を詰まらせた。
喜「Σぁぁああああ!!!!その薬机の上に置きっぱなしでしたぁああ!!!∪
土方さーーーーん!!!
まだ飲まないでくださーーーーい!!!」
”バンっ!!”
喜助は自分の机の上に土方用に作った栄養剤の他に、作り立てほやほやの新薬も一緒にあった事を思い出すと、とても焦った表情を浮かべながら凛の部屋を出て行った。
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