第17話 だって怖いんだもん!
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目の前には至近距離でサンジの胸板がパジャマから見え隠れし、少し視線をあげると彼の優しく整った顔があった。
「っ/////」
や、やばい…/////
今度はドキドキして眠れない!
サ「そんなに緊張しなくても大丈夫
今夜はこうやって抱きしめるだけだから」
「…え」
サ「ん?どうしたの?
ーーまさかそれ以上の事を期待していた?v」
「Σなっ!/////
そ、そんな事!「俺は少し期待してたよ」
「へ…?」
サ「好きな人が同じ部屋、同じベッドでこうやって密着していたら、少なからず期待しちまうだろ?
ーーでも、それを理由に手を出すような事はしないよ
俺はどんな時でも凛ちゃんの事を大事にしたいって思っているから
今はこうやって君といる時間を大事にしたいって思ってる」
「サンジ君…」
サ「今夜は俺が側にいるから
だから安心して眠ると良いよ
俺がプリンセスを悪夢からも守ってあげるからさ」
「クスっ…ありがとうサンジ君
サンジ君って本当に優しいね
……ナミもロビンも羨ましいよ」
サ「俺は基本レディは優しく取り扱うようにしてるからね
…でも、凛ちゃんはもっと特別だから。
こんな事、ナミさんやロビンちゃんにはしないよ……っていうか出来ないけどね。
こうやって俺の全てで包み込むのは凛ちゃんだけだから」
「ありがとうサンジ君
本当に何処かの国の王子様みたいな感じだよね」
サ「え……あ…、まぁな」
サンジは小さく苦笑いを浮かべた。
サ「さぁ、今夜はもう寝た方が良いよ
朝までこうやって抱きしめててあげるからさ」
「…うん」
サ「明日の朝食は凛ちゃんの大好きなフレンチトーストにしよう。
ミネストローネとオムレツも用意しておくから」
「…うん…楽しみに…してる…ね…」
優しくサンジに頭を撫でられたことで安心してきたのか、凛は小さく欠伸をすると同時に瞼も段々さがってきた。
そして、規則正しい寝息が聞こえると、サンジは凛が完全に眠った事を確認した。
…クスっ、本当クソ可愛い寝顔してるな
ーー凛ちゃんクソ愛しているぜ
本当はこのまま自分のモノにしてしまいたいけど
それは無理だから…
…だからせめて今だけは
俺だけのプリンセスでいてくれ
ーーーおやすみ
END