第17話 だって怖いんだもん!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「もう!
今テレビ見てるんだから喧嘩するなら外でしてよ!
それが嫌なら静かにしてて!」
「「「「…すみませんでした∪」」」」
凛に怒られた4人は大人しくソファに座ると、再び心霊番組に視線を向けた。
今度は彼女に迷惑をかけないように、銀時も土方も「こんなの全然怖くない!」と自分に言い聞かせ続きを観ていた。
土【……や、やべぇえ!!∪
何この番組!!
俺の世界の心霊番組より超こえーじゃん!!∪∪
つーか何で山登りに行くのにビデオなんか映してんの!?
何でコイツら廃墟とかお墓とかトンネルとかに行ってんの!?
意味わかんエェよ!!
この世界では流行ってんのかぁ!?】
銀【な、何なんだこの番組は!!∪
そもそも夜だろうが昼だろうが関係なく幽霊映ってんじゃねぇかぁ!!
誕生日会、飲み会、結婚式関係なく出てくるってどうなってんだ!!?
めでたい席で人間も幽霊も関係ないって、これはもうただのあの世よこの世の乱交パーティーじゃねぇかぁああ!!!
つーかども幽霊もレベルが高ぇえええ!!!∪∪】
番組が進行されていくと同時に、その内容もどんどん怖い物へとなっていった。
始めは凛もドキドキしながら観ていたが、恐怖度のレベルが上がっていくと、彼女自身もクッションを抱きしめながらブルブルと体を振るわせ観てた。
カカシも喜助も番組自体怖いと思っていかなったが、凛が震えている姿を見て、「可愛いv」と顔をニヤケさせていた。
番組が始まって1時間半が経ち、ダイブ後半等編に差し掛かった時、明日の仕込みをしていたサンジがリビングへとやってきた。
サ「まだこの番組観てたのか?」
「あ、サンジ君お疲れさま!
怖すぎるからもう観ないでおこうって思ってたけど、つい見入っちゃって
でもあと少しで終わると思うよ」
サ「ビビりすぎて夜寝られなくなっちまうかもな?」
「そこまで子供じゃないよ」
からかってくるサンジに凛はプクゥっと頬を膨らませると、サンジは「ははっ」笑いながら窓際でタバコを吸い出した。
サ「……つーか…そこのクソ野郎二人ィ!!
てめぇ等俺のプリンセスに引っ付きすぎなんだよ!!#
糖尿とニコチンが移ったらどうすんだよ!?#」
銀「あぁん!?#
そういうテメェだってこのマヨラと同じニコチン野郎じゃねぇか!!
つーかニコチンが二人でニコチ●コじゃねぇか!!#」
土「テメェ腐れ天パ!!
俺とグルグル野郎を一緒にすんな!!
それに何だよそのニコチ●コって!!#」
銀「ニコチ●コはニコチ●コだよ!!
漢字で言えば「二個チ●コ」だよ!!」
サ「この下衆野郎!!#
このマヨラのと俺のモノを一緒にすんじゃねぇよ!
そもそもいつも股間にお粗なモノをぶら下げているテメェらと、マグナム級の俺とじゃ張り合う事すらできねぇだろうが!!#」
土「そりゃ聞き捨てならねぇな##
そこはこの天パと一緒にすんじゃねぇよ!!」
銀「んだとぉ!?
銀さんのはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲級なんだぞコノヤロー!!」
サ「だったら俺は!!」
”ガンっ!”
サ「ぐぉ!」
”ゴンっ!”
土「ぐぁ!」
”ガンっ!”
銀「ぐぇ!」
サ・土・銀「「「〜〜〜っ!」」」
番組そっちのけで銀時、土方、サンジの三人が喧嘩をしていると、彼等の頭上に勢いよく竹刀が振り落とされ、三人は頭を抱え込むように苦痛に表情を歪ませていた。
「み、皆大丈夫?∪」
ゾ「ったく話しの内容が下品なんだよ」
ゾロは竹刀を片手に呆れた表情を浮かべていた。
.