第15話 俺以外の奴と笑う度に…
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【1時間後】
土方とトレーニングルームで手合わせをしていたゾロが、再び凛達がいる庭に戻ってきた。
手合わせの時にも彼の脳裏には凛の事ばかりがちらつき、今度こそ自分の想いを伝えようと覚悟を決めていた。
庭から凛の声が聞こえてき、ゾロは彼女に声をかけようとした。
ゾ「り……っ」
カ「じゃあ行くよ?」
「うん!」
カ「水遁・水弾の術!!」
”シャァァアアア!”
「あはは!凄い凄い!!♪」
洗濯物が終わった凛はカカシに忍術を見せてほしいと言い出し、OKを出したカカシは簡単な忍術を見せていた。
下忍でも簡単に出来る水遁の術で庭にある花壇に水をまくと、生で見る術に凛はとても感動していた。
”ズキンっ”
ゾ「…っ」
何だ、この痛み
「カカシ先生!もう一回やって!♪」
カ「はいはい
水遁・水弾の術!!」
二人が仲良く笑っている姿を見たゾロはズキッと痛む胸を抑えると、彼のその表情は何処か切な気だった。
ゾロは小さく溜め息を付いて部屋に戻ろうとしたそのときーー。
「キャァっ!」
ゾ「Σ凛!?」
カ「ゴメン凛ちゃん大丈夫だった!?」
「あはは∪
ビショビショになっちゃった∪」
突如凛の悲鳴が聞こえ、驚いたゾロは彼女の元に駆け付けると、そこには苦笑いをしながら全身ずぶ濡れになった凛の姿があった。
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