第15話 俺以外の奴と笑う度に…
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「〜♪〜♪」
二度寝の一件から凛は午前中と打って変わって、午後からはいつもの様にとても明るくなっていた。
昼食にはサンジが起こしてしまったお詫びという事で、彼女の好きな物と食後にデザートを用意すると、凛も凄く喜んでいた。
昼食後、凛は鼻歌を歌いながら外にいた。
その日も天気は良く、雨が降りそうな感じはしなかったので洗濯物干していると、時折吹く心地よい風が洗濯物と一緒に凛の事を包み込んでいった。
「今日中には乾きそうだなぁ〜…あっ!」
タオルを干そうとした時だった。
一瞬強い風が吹き荒れると凛が手に持っていたタオルが飛ばされてしまった。
ゾ「おっと…」
「あ、ゾロ!」
ゾ「ほらよ」
庭で筋トレしていたゾロは、飛ばされてきたタオルをキャッチすると、それを取りにきた凛に渡した。
「ありがとうゾロ!
ゴメンね筋トレの邪魔しちゃって」
ゾ「いや、別に気にしてねぇよ
あ〜…洗濯物してんだろ?」
「え?…うん」
ゾ「手伝ってやるよ
また飛ばされても困るからな」
「え〜!さっきのはワザとじゃないもん!∪」
ゾロは小さく笑みを浮かべると、凛は頬をプクッと膨らませた。
筋トレは中断となったが、凛と二人っきりでいられるという転回になった事が嬉しく、ゾロは今のひと時を満喫していた。
凛と一緒にいられればそれでいい
凛の笑顔が俺だけに向けられるなら
その言葉が俺だけに向けられているなら
俺はその時がスゲぇ幸せだと感じてしまう
俺は…
ーー凛のことが
「ゾロ?どうかした?」
ゾ「っ!……あ…いや/////」
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