第11話 それでも嫉妬する
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地下のトレーニングルームで凛は、午前中いっぱいゾロと汗を流していた。
普段こんなに体を動かす事はなかったので、ベトベトになった体をリフレッシュする為に凛はシャワーを浴びに行く事にした。
「ハァ〜…ゾロってばトレーニングがハードすぎるよ∪」
キュッと蛇口をひねると、暖かいお湯が彼女の体を濡らしていき、凛も頭の先から一気に汗を流した。
「あ、そう言えば忘れてた!」
凛は浴室のドアを開け、脱衣用の籠の中からスマホを取り出すと、防水用の袋に入れて再び浴室へと戻り、音楽をかけだした。
彼女は入浴中に音楽を聞く事が多々あり、大好きなアーティストの曲を聞きながらいつも入浴を楽しんでいた。
〜〜♪〜〜〜♪
「やっぱり今度出た新曲はノリが良いんだよねぇv
来月にはまた新曲がリリースされるみたいだし!」
浴室中にノリのいい曲が響き渡り、凛も鼻歌でリズムを取りながら頭や体を洗っていった。
「はぁ〜サッパリした!」
20分後、シャワーから出た凛は濡れた髪をタオルで拭きながらトレーナーとショートパンツ姿でリビングへとやってきた。
耳にはイヤホンを付けて大好きなアーティストの曲を聞きながらソファに座ると、凛を見つけた銀時と喜助が彼女の所へやってきた。
銀「凛ちゃんお風呂に入ってたの?」
「〜♪〜♪」
銀「凛ちゃ〜ん!」
「〜♪〜♪」
銀「凛ちゃ〜ん!!
銀さんの声聞こえてる!?
ってか無視!?それとも俺に対する苛めですかぁ!!?」
「…ん?
銀ちゃんに喜助さん。
どうかしたの?」
喜「凛さん音楽聞いてたんスか?」
「あはは、ごめんね∪
最近出たばかりの曲で、ハマっちゃってずっと聞いてたよ」
凛はやっとの事で銀時達の存在に気づくと、耳に付けていたイヤホンをスポッと外した。
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