第10話 気付き出した気持ち
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ゾ「じゃあ…俺の事だけ気にかけていろよ////
他の奴等は別にいいからよ」
「…フフ…ゾロって子供みたい」
ゾ「おめぇは一言余計なんだよ!////」
「うきゃぁあ!
ちょ、ゾロ!髪が乱れるから!∪」
凛に笑われたゾロは彼女の頭をワシャワシャと強く撫でると、髪は見事に乱れてしまっていた。
ゾ「なぁ」
「ん?なぁに?」
ゾ「暇な時でいいからよ、筋トレ付き合ってくれねぇか?」
「うん、いいよ♪
その代わり、その時は私にもトレーニングの仕方教えてよね」
ゾ「……ゴリラにでもなる気か?」
「ゾロも一言余計なのよ!∪」
ゾ「フッ、お互い様だろ」
「ムッ、じゃあ私だってこうしてやる!」
「うわっ!」
先ほど自分の髪をグシャグシャにされた仕返しをしてやろうと、凛もゾロの頭に手を伸ばした。
突然凛がゾロに覆い被さってきたので、それに驚いた彼は彼女の体を支える事が出来ずそのまま床に倒れ込んでしまった。
ゾ「ってて……おぃ!いきなり襲いかかってくんじゃねぇよ!∪」
「あはは、だって仕返しが出来ると思たんだもん」
ゾ「……ったくよ」
ゾロの上に覆い被さるような感じになっていた凛は、彼の上から退こうとしたとき、ゾロは凛の腰に腕を回すと、グイッと自分の方に引き寄せた。
「ゾ…ロ?」
ゾ「……なぁ…凛………俺は」
目の前にあるゾロの鋭くも優しい目に、凛は見とれていると、ゾロは彼女の頬にそっと手を添えた。
凛……俺は
……俺はーー。
…お前の事ーー。
「ゾロ?大丈夫?」
ゾ「Σっ!…あ…あぁ、悪ぃ/////」
「…?」
ゾロは直に凛の体から手を離すと、ゾロは顔を真っ赤にして体を起こした。
俺は今凛に何を言おうとした!?////
俺は…凛の事……
END