第10話 気付き出した気持ち
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ゾ「バカにしてんのか?∪」
「あ、いや!そんなんじゃないよ!
ただ本当に凄いって思っている!
だってゾロは自分の夢の為に日々鍛錬して強くなっているけど、でもそれってルフィの為でもあるし仲間の為でもあるじゃない?
護りたいって思う人がいるから、支えたいって思う人がいるから強くなれる…。
ただ剣豪になりたいってだけじゃ強くなれないでしょ?」
ゾ「さぁ、どうだろうな
他の奴等はともかく、あのクソコックを護りてぇなんてこれっぽっちも思た事ねぇよ」
「クスっ、ゾロらしいね。
でも多分サンジ君も同じような事言いそうだけどね」
ゾ「凛はどうなんだ?」
「…え?」
ゾ「誰かいんのか?
護りたい奴が…支えたいって思う奴が」
「…私?……ん〜…」
ゾロの突然の質問に、凛は一瞬言葉を詰まらせると少しの間色々考えていた。
ゾ「……いねぇんなら……俺達の事……いや俺の事護ってくれねぇか?」
「ゾロの…事…を?」
ゾ「ん?護ってくれは変か……じゃあ護らせてくれねぇか。
この世界でのキャプテンは凛だろ?
どんなに高い壁に行く手を阻まれようとも、俺が護ってやる…支えてやる。」
「私がキャプテンねぇ……だったらキャプテンは大事なクルーを護るものでしょ?
なら私は皆を護るよ。
貴方達が……ゾロが護ってくれるなら、私も同じ様に護るよ。
そしたら……もしかしたら私も少しは強くなれるかもしれないしね♪」
ゾ「そうだな。
ま、俺よりは弱ぇと思うけどな」
「ちょっと!今いいこと言ったんだから覆すこというの止めてくれない?∪」
ゾ「ククッ、事実を言ったまでだろ」
「ム〜〜!」
凛は頬を膨らましぶすくれていると、それを見たゾロは笑みをこぼした。
そしてそのときだった……。
銀「なぁにが『俺が護ってやる』だよ」
ゾ「Σどわぁあ!!∪」
「Σひゃぁあ!∪」
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