第10話 気付き出した気持ち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝食も終わり、一通りの洗濯や掃除が終わった凛は地下にあるジムに来ていた。
彼女自身あまりこの部屋を使う事がなく、運動不足やちょっとしたダイエットで体を動かす事はあったが、それ以外は主に兄や父親がメインに使っている事が多かった。
しかし、今の凛は昨晩のカカシの件が頭から離れず、掃除や洗濯しているときも、考える事は昨晩の情事の事だったので集中して作業が出来なかった。
「しでも忘れられるなら」と、凛はジムに来ると、ランニングマシンの電源を入れ走り出した。
「スピードアップモードにして体をならしていこう」
始めは速度も遅く、早歩きぐらいからやりだすと、時間が立つことにスピードも徐々に早くなってきていた。
”タッタっタっタっ!”
「ハッ…ハァッ!」
定期的に運動をしていなかったため、凛は直ぐに息があがり出し、額には薄らと汗をかきだしていた。
苦しさとともに凛が先ほどまで考えていた事は、頭からすっかり抜けてしまい、今走っている事に集中をしていたがジムに2番目の客が姿を現した。
ゾ「凛だったのか」
「ハァッ…ハァッ…ぁ…ハァッ…ゾロ」
彼女がいる事に気づいたゾロは中に入ってくると、凛もランニングマシンを止めて休憩をした。
ゾ「ほら」
「ハァッ…あ、…ありがと…ハァッ、ハァッ」
ゾロはベンチの上に置かれていたタオルを凛に渡すと、彼女はそれを受け取り汗を拭き取った。
ベンチに座り込んだ凛は荒い息づかいを少しずつ整え、そしてゾロはダンベルを持って腕を鍛え出した。
ゾ「凛が此処に来るなんて珍しいな」
「うん、たまには体を動かさないと運動不足だからね」
まぁ、本当は別の目的で此処にいるんだけどね∪
昨晩の事なんて誰にも言えるわけ無いでしょ!////
ゾ「んぁ?どうした?
顔赤いぞ?」
「えっ!…あ、いや!そんな事無いから!!////」
ゾ「そうか?
ならいいけどよ」
「それよりもゾロって凄い筋肉だよね。
やっぱり鍛え方が違うもん」
ゾ「まぁな、俺は強くなる為に鍛えているからな」
「強くなるためかぁ……流石将来の剣豪様は違うね」
.