第8話 日向ぼっこ
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銀「凛眠っているのか?」
「スー……スー……」
銀時は彼女の顔を覗き込み声をかけたが、勿論返事などは帰ってこず、変わりに規則正しい寝息が聞こえてきた。
警戒心も無く眠っている凛の近くに腰を落とすと、その表情を愛おしそうに見つめていた銀時は、小さく微笑み彼女の顔にかかっていた髪をそっとどかした。
凛の寝顔……超可愛いんですけどぉおお!!
なにこの無防備な寝顔!!////
銀さんちょっとほのぼの系でいこうって思ったけど無理!!
凛ちゃんの寝顔を見ちゃったら襲いたくなるだろーがぁああ!!!
銀「………………うん…いかんいかん
ここで凛に嫌われちまったら俺立ち直る自身ねぇし∪」
……でも
…少しだけなら…。
「…スー……スー……」
銀「だぁああ!!
だから駄目だって言ってんじゃねぇか!!
少しもクソもねぇんだよ!!
…はぁ〜…それにしても無防備すぎんだろ∪
銀さんが隣にいるのに寝息なんか立てやがって
他の野郎に襲われたらどうすんだよ」
特にあの金髪コックとエロ帽子、後はたけクン!
あいつ等は特に要注意だな!
………でも…仕方ねぇか。
俺たちがこの世界に来てから、凛かなり気ィ使ってんだもんな。
隠しているつもりでもバレバレなんだよコノヤロー。
銀「あまり無理すんなよ」
銀時は体を前屈みにし、眠っている凛の額にそっと唇を落とすと、彼の柔らかな唇が彼女の額へと伝わり、眠っている凛の表情が少しばかり和らいだ。
銀「ふぁあ〜…。
……俺も何だか眠くなてきちまった。
少し寝るか」
春の陽気に誘われた銀時は小さく欠伸をすると、隣で眠っている凛の体を抱きしめ、まるで抱き枕の様にして眠りに落ちていった。
少しだけでも良い
今だけは
凛の側にいさせてくれ
誰にも邪魔されず
二人っきりの時間を…。
END