第8話 日向ぼっこ
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「うん、取れた!」
銀「…え?」
「髪にサクラの花びらが付いてたの
さっきから気になっちゃって」
凛は銀時の頭に付いていたサクラの花びらを取り、「ほら♪」といって目の前に差出すと、その手には確かに花びらが一枚握られていた。
違う事を期待していた銀時だったが、彼女の屈託の無い笑顔を見ると、銀時も小さく微笑んで「サンキューな」と言いながら凛の頭をそっと撫でた。
はぁ〜…
こんな可愛い顔で笑われちゃ反則だろ
あぁ〜あ、もしこの世界に俺だけ飛ばされてきてりゃ凛ちゃん独り占めだったのによぉ〜
何でどーでも良い奴等も来てんだよ。
特にあのマヨラ!!
何でアイツまで来てんだぁあああ!!#
土「凛いるか?」
銀「あぁん!!##
凛はいねぇよ!!
いねぇからテメェは回れ右してさっさと部屋に帰りやがれ!!
つーか俺と凛のラブなライフを邪魔してんじゃねぇよコノヤロー!!#」
土「はぁ!!?#
意味分かんねぇよ!!#
つーか凛メチャクチャそこにいるじゃねぇか!!
テメェのライフがどんなもんか知らねぇが、俺は凛に用があんだよ!!##」
銀「残念でしたぁ〜!
これは凛じゃなくて空気嫁なんですぅ!!
銀さん専用なんですぅ〜!!」
「Σいや、何その空気嫁って!!∪
私そんな下劣な人形じゃないから!!∪
ってか人ですら無くなっているから!!」
凛に用があった土方は彼女を見つけ庭にやってくると、折角の二人っきりの時間を邪魔された銀時はキレて土方に八つ当たりした。
「それよりもトシさん私に用があったんでしょ?」
土「あぁ、この世界の歴史の本みたいなもんってあるのか?
もしあるなら貸してほしいんだ」
「歴史の本なら多分お父さんの部屋にあると思うから探してみるね!」
土「それとあのコックがおやつだから呼んでこいって言ってたぞ」
銀「何!!
おやつ!?
いや〜多串クンもたまにはいい事言うじゃねぇか♪」
土「テメェいつか必ず殺す##」
「あはは∪
じゃあおやつが終わった後ででも大丈夫かな?」
土「あぁ、それはかまわねぇ」
銀「なら早く食いにいこうぜ!」
銀時は凛が持っていた洗濯籠を片手で担ぎ、もう片方の手で彼女の小さな手をギュッと握りしめ室内へと入っていった。
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