第1話 今日は悪天候
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「あ、おはよう凛!
今日はギリギリセーフだね♪」
「ハァッ…ハァッ…∪
お、おはよう…何とか…ハァッ…間に合った∪」
始まる1分まえに教室に入る事が出来た凛は、ハァッハァっと荒い息づかいで、友人の名無しの隣に座った。
凛と名無しは中学からクラスメートだった二人は、アニメ好きという共通の趣味からとても仲良くなり、高校と大学も同じ所に通うぐらいだった。
「また寝坊したんだ?」
「またって失礼な∪
今日は講義がある事を忘れていただけだもん!」
「それ威張って言う事じゃ無いでしょ∪
…ったくちゃんと前の日の何の講義があるのか確認しろっていっつも言ってるじゃん。」
「ん〜…確認しているつもりなんだけど、それでも忘れちゃうんだよね」
凛は鞄の中から教科書とノート類を取りだすと、始業のチャイムが鳴り響き、いつもと同じ様に講義が始まった。
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”キーンコーンカーンコーン!”
「終わったぁ!」
朝の講義が終わり、凛は大きく背伸びをして鞄の中に教材をなおしていった。
「ねぇ凛、そう言えば日曜の銀魂ってちゃんと見た!?」
「見たに決まってるじゃん!
そして朝はちゃんとワンピだって見たしねv」
「日曜に好きなアニメがダブルで放送されるなんて最高と思わない!?
深夜ってのがちょっとキツいけどね」
「あぁ〜そっか名無しは月曜は朝からの講義を受講していたもんね」
「日曜のゴールデンタイムぐらいなら私に取っては最高なんだけどね〜
…って、それはそうと凛は今日お昼から予定あったりする?」
「ん?予定は無いよ」
「じゃあさ!この後ちょっと付き合ってよ。
他の学科の人なんだけど、そこの先輩が凛を紹介してほしいって言ってるんだよね」
「うげぇ∪
またその手の話し!?
私パース!」
「えぇ〜…何でよ?
凄くかっこよくていい人なんだよ?」
「私紹介されるのも、紹介するのも苦手なんだよね∪
冷めるっていうか…。」
「何それ」
「兎に角!今の私は銀魂LOVE!ワンピLOVE!ブリーチLOVE!ナルトLOVE!なの」
「……まぁ要するに漫画しか興味が無いってことね∪」
「Yes!v」
「はぁ〜…わかったわよ。
じゃあその人には適当に言って誤摩化しておくわ」
「有難うv」
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