第4話 賑やかなじゃNight!
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楽しかった夕食も終わり、皆はそれぞれの時間を思い思いに過ごしていた。
時刻は12時を回っており、少し読書をしてた凛はフと外を見るとあんなに荒れていた天気が嘘の様に晴れていた。
「あれ?雨が止んでいる
月まで出ているよ」
ーーーあの嵐っていったいなんだったんだろう?
凛はパジャマの上から1枚カーディガンを羽織ると、その脚で屋上テラスへと向かった。
空を見上げると、そこには満天の星空が広がっており、大きな月が美しく輝きながら地上を照らし出していた。
「……綺麗」
カ「…凛ちゃんもね」
「っ!!…カ、カカシさん!」
声をかけられ凛は後ろを振り向くと、そこにはスエット姿のラフな格好をしたカカシの姿があった。
「お風呂上がりでも口元って隠すんですね?」
カ「ま〜ね♪忍びたるもの素顔はそう簡単には見せないよ
あ、でも凛ちゃんならベッドの中で見せてあげるけど?」
「何言ってるんですか」
カ「あれ、俺結構本気だったんだけど?」
カカシは彼女の隣に来ると、「見せてあげよっか?」
といって口もとを指差したが、凛はクスッと笑ってカカシの誘いをはぐらかした。
「カカシさん…すみませんでした」
カ「え?何が?」
「帰る方法……私力になれなくて」
カ「あ〜ね…でもそれは凛ちゃんの所為じゃないよ」
「ーーでも…不安ですよね?
カカシさんだけじゃありません…サンジ君やゾロ、銀ちゃんに土方さん…そして喜助さん……。
皆さん本当は不安何だと思います。
自分の世界じゃないこの世界に飛ばされ……仲間達や家族がどれだけ心配しているかと思うと…不安に押しつぶされちゃいそうになりますよね…。
それがもし私だったら……そうなのかもしれません」
凛は空を眺めた後、切な気な表情を浮かべ下を向いた。
すると、カカシは後ろから彼女の小さな体を包み込む様にして抱きしめると、カカシからシャンプーの香りが凛の鼻孔を掠めていった。
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