第29話 甘いのはチョコのせい?
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「よし!
明後日提出のレポートも終わった!」
その日の夜凛はレポートを書き終え、大きく背伸びをしながら時計を確認すると時刻はすでに夜中の11時になっていた。
「Σげっ!もうこんな時間になってたなんて」
机の上に広げていた教科書やノートを所定の場所に片付けた後、凛はお菓子の材料が入ったビニール袋をクローゼットから取り出すと、部屋の明かりを消してキッチンへと向かった。
サンジは明日に備えてのした準備をすでに終わらせていたようで、キッチンの明かりは消えて人の気配は無くなっていた。
「良かったぁ
サンジ君って遅い時間まで起きていることが多いから、まだいたらどうしようかと思っちゃったよ
誰もいないし、これなら見つからずに作れるわね」
道具を戸棚から取り出し、今日買ったレシピ本をめくって内容を確認した。
「え〜っとまずはチョコを細かく砕いて湯煎にかけるのね」
パッケージからチョコを出し、パキパキと小さく砕いていくとビターチョコの香ばしいナッツのような香りが鼻腔を掠めていくと同時に「うまくできるかな?」と呟きながら少し顔をしかめた。
少しの心配を抱きつつも、レシピ本を見ながら次々と作業をこなしていき、キッチンに置かれた時計の秒針がコチコチと静かに動きを進めていた。
ラム酒をほんの少し加えて香り付けをし、温かくて甘い香りが広がり、作業が進むにつれてワクワクした気持ちが高まってきた。
「これで冷やして、丸める準備が整ったわ…!」
生地を冷蔵庫に入れて、少し落ち着く間に道具を片付けながら
時計を見るとすでに深夜を回っていた。
けれど、凛は満足そうに微笑んだ。
チョコが少し固まるまで時間があるので、その間凛は余った材料で昼間サンジが作ってくれたホットチョコを作って一休みすることにした。
「ふ〜…明日、皆に喜んでもらえたらいいな」
サ「何がだい?」
「Σブーーーっ!!」
サ「Σえっ!?∪」
急なサンジ の登場に驚いた凛は、口に含んでいたホットチョコを勢いよく吹きだすと、サンジは急いでフキンを彼女に渡した。
サ「だ、大丈夫かい!?∪」
「う、うん…大丈夫∪
サンジ君起きてたんだ?∪」
サ「寝る前に水でも飲もうかと思って降りてきたら凛ちゃんがいたから
凛ちゃんはこんな時間にどうしたんだい?」
凛は恥ずかしそうに顔を赤らめ、手に持っていたフキンで口元を拭きながら言った。
「えっと、あの…実は皆んなにサプライズをしようと思って…!」
サンジは眉をひそめて疑問そうに彼女を見た。
「サプライズ? それって、まさか…」
キッチンを見てみると片付けてる途中の道具や、部屋に充満している甘い香りでサンジはその意味を察した。
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