第26話 この広い世界で
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その頃凛は土方の読み通り駅の近くにあるショッピングセンターに来ており、彼等に頼まれていた商品を探していた。
”ピピピピッ…ピピピピッ”
「あれ?家からだ」
買い物をしている途中でスマホの着信が鳴ったので、凛はディスプレイを確認すると、そこには”自宅”と表記されていた。
何かあった時の為にと彼等には自分の携帯番号を教えていたため、何か用件があるのだろうと思い電話に出てみた。
「はい、もしもし?」
サ【凛ちゃん?v
貴方のプリンス、サンジだよ〜!♪】
「サンジ君が電話してくるなんて珍しいね
どうかしたの?」
サ【凛ちゃん家に財布を忘れていってただろ?】
「Σえっ!?そうなの!?∪
全然気づかなかった」
サ【そんなおっちょこちょいの凛ちゃんも好きだぁああ!!v】
「あはは∪
まぁ私も買い物する前だったからセーフだよ。
じゃあ今から財布取りに家に戻るね!」
サ【あ、いや!それは大丈夫だよ
さっき土方に頼んで届けにいってもらったんだ。
受け取ったかい?】
「トシさん?
ううん…受け取ってないけど
いつ頃家を出たの?」
サ【えっと…たしか…15分ぐらい前には家を出たと思うけど】
「そっかぁ……もしかしたら何処かで入れ違いになってしまったかもしれない」
15分ぐらい前に出たんなら、もう会っていてもおかしくないんだけど…。
そういやトシさん前に一緒に駅方面に買い物に行ったけど、道に迷ってるかもしれないなぁ
「教えてくれてありがとうサンジ君!
私ちょっとトシさんを探してみるね」
サ【あぁ、分かった
気をつけてな】
もし周りの人にトシさん本人だとバレたら大変な事になっちゃうよ!∪
一刻も早く見つけ出さないと!!
電話を切った凛は取りあえず近くに土方がいるかもしれないと思い、その周辺を探してみる事にした。
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