第23話 これはコスプレと言います
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サ「なぁ凛ちゃん”ハロウィン”って何だい?」
夏もあっという間に過ぎ去り、10月も下旬を迎えたある日の休日、サンジは前々から気になっている”ハロウィン”のことについて凛に聞いてみた。
「え?ハロウィン?」
カ「そう言えばこの前凛ちゃんと買い物に行った時にも、お店にポスターが貼ってあったの見たね」
銀「あ〜…テレビでもCMとかでハロウィンキャンペン中って言ってたりしてるな」
「ハロウィンってのは毎年10月31日に行われているイベントでね、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事なの。
それと、夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていたのよ♪」
”ガタンっ!”
「ん?銀ちゃんにトシさんどうしたの?」
大きな物音がしたので視線を向けると、そこにはソファーの後ろでガタガタと震えている銀時と土方の姿があった。
銀「い、いや…よ、夜に…その……幽霊が…って…∪
ま、まぁ銀さんは〜!べ、別に怖くなんてないけど〜!!∪」
土「は、ははは∪
せ、先祖の霊だろ…?∪
む、寧ろ…大歓迎…だ、だよな!∪」
「大丈夫だよ♪
ハロウィンはもともと他の国の行事だから、日本が発祥じゃないんだよ。
日本でもハロウィンはしてるけど、ただ仮装やコスプレをして盛り上がっているだけだもん」
カ「仮装してそれから何をするの?」
「何も無いよ
ただ仮装やコスプレを楽しんでいるだけだから
あ、でも海外では『トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)』って言われた人はお菓子を上げないといけないんだよねv」
銀「何!?
お菓子が貰えんのか!?」
「まぁ〜ね」
銀「よ〜〜し!!
なら今月そのハロウィンってやつやってみようぜ!」
「やっても良いけどちゃんと仮装しないと駄目だよ」
サ「仮装って何でも良いのかい?」
「うん、特に決まりは無いから、皆が好きな格好をすればいいよ!
まぁスタンダードなのは狼男とか吸血鬼ってところかな」
喜「面白そうじゃないっスか♪
今月末アタシ達もやってみましょうよv
それに凛さんも仮装するんスよね?」
「ん〜…皆がしてくれるなら、私もするけど」
喜「じゃあ決まりッスね
今月31日は皆でハロウィンパーティーをしましょう!」
サ「仕様がねぇな
じゃあ俺はお菓子と料理を作ってやるか
凛ちゅぁ〜〜ん!
君の為に最高に美味いお菓子を作るからね〜v」
「ありがとうサンジ君♪
それじゃあ私は皆の分の仮装する衣装を用意するよ!」
喜「あ、それなら凛さんの衣装はアタシが用意してもいいッスか?」
「喜助さんが?
ん〜…別にかまわないけど」
喜助は扇子で口元を隠しバレないように不適な笑みを浮かべると、何も知らない凛はOKを出した。
カ「また何か企んでいるの?」
喜「いやだなぁ〜はたけさん
でも、まぁ当日を楽しみにしててくださいよ♪」
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