第22話 海に危険は付きものです!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「「「「「「凛(ちゃん)(さん)!!」」」」」」
「ゴホっ!…ゲホッ!!…ゴホっ!」
喜「凛さん大丈夫っすか!?」
「…ハァッ……ハァッ………き…助…さ…」
喜助達の呼びかけで意識を取り戻した凛は、飲み込んでしまっていた海水を吐き出すと、朦朧とする意識の中喜助の姿が視界に入った。
サ「凛じゃ〜〜〜〜ん(ちゃ〜〜〜ん)!!!
スゲェじんばいじだんだよ〜〜〜!!!(心配したんだよ)」
ゾ「大丈夫か凛!?
もう大丈夫だからな!」
「サン…ジ…君……ゾ…ロ」
銀「凛ちゃん!!俺が分かるか!?」
土「もう安心だ凛!」
「銀…ちゃ…ん……トシ…さん」
カ「凛ちゃん助けに行くのが遅くなってゴメンね。
でも、もう大丈夫だから」
「カ…カシ……せん…せ」
凛の事を心配して皆は声をかけると、助かったんだという安堵感から、凛は目に涙を溜めていた。
「あ…ありが…とう…助けて…くれ…て…
あり…がとう……ヒクッ…ぅう……。
ごめん…ね…ぅう…心配…かけちゃって…ヒクッ…
とても…怖かった
死んじゃうかと…ヒクッ…思った…
誰にも気付かれないまま…ヒクッ…一人に…なっちゃうと…思った」
銀「一人になんかさせねぇよ
凛ちゃんはこれからもずっと銀さんと一緒だ」
サ「はぁ?な〜に言ってんだ!
凛ちゃんは俺と一緒なんだよ!」
ゾ「不安にさせて悪かった」
土「これからは何があっても側にいる」
喜「凛さんはこれからもアタシ達の側にいてくれないと困るっス」
カ「さて、家に帰ろうか
…俺達の家にーー。」
カカシはニッコリと笑って凛を抱きかかえると、彼の濡れた髪の毛が太陽の光りに反射してキラキラと輝いていた。
【俺は日焼けしたくないからパラソルの下で読書してるよ】
ーーあぁ…そうか…
あのとき…助けに来てくれたのは…
手を差し伸ばしてくれたのは…
「カカシ先生」
カ「ん?」
「助けてくれて…ありがとう」
カ「クスっ、どーいたしまして♪」
END