第3話 新たな家族
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凛は隠していてもいつかはバレてしまうと思い、信じるか信じないかは彼らに任せるとして、本当の事を話す事にした。
「えっとですね…先ず此処は日本の東京という所です。
皆さんは自分たちの世界から逆トリップしてきたんだと思います。
だからここは銀ちゃん達のいる江戸でも、喜助さんのいる空座町でも、ゾロさん達のいる新世界でも、カカシさんのいる木葉の里でもありません」
喜「え…凛さん
なんでアタシがいる所を…」
「…何で知っているかですよね?
私だけじゃありませんよ
この世界に住んでいる方で知っている人は沢山いますよ」
サ「それってどういう意味なんだい?」
「貴方達はこの世界に存在しない………そして住む世界も
ーーーー貴方達はこの世界では漫画の登場人物なんですよ」
「「「「「「…っ?」」」」」」
「まぁ、こんな事言われても意味分かんないですよね?
分かりやすく言いますと、この世界に銀魂、ワンピース、ブリーチ、ナルトといった物語の本が売っているんです。
銀魂には銀ちゃんと土方さんが登場していて、ワンピースにはサンジ君とゾロさん、ブリーチには喜助さん、ナルトにはカカシさん。
この世界にしたら、皆さんそれぞれの漫画の世界の人たちなんですよ」
銀「…え∪……えと…それって
……マジ?∪」
「はい、マジですよ」
銀「冗談とかじゃなくて?∪」
「はい、因に銀魂の主人公は銀さん、ワンピースはルフィ、ブリーチは一護、ナルトは名前の通りナルト君です。
まぁそれだけじゃまだ信用出来ませんよね?」
銀「いや!!
俺は凛ちゃんを信じるよ!!
だってこの世界では銀さんがその漫画の主人公なんだろ!?♪
いや〜、ほら俺ってさぁ、いざという時頼りがいあるじゃん!
主人公っていうオーラ出まくってんじゃん!」
土「つーかテメェは単純なんだよ!!
おい凛。
俺はそんな事ぐらいじゃ信じられねぇ
他に俺たちが信じる事が出来る証拠ってもんはねぇのか?」
「まぁ、確かにそうですよね
じゃあちょっと待ててください。
手っ取り早くその本を見てもらった方が良いかもしれません」
凛は彼らをその場に残しリビングを出ると、自分の部屋に戻って彼らが出ている本を数冊持ってきた。
「これがその証拠です」
”パラパラ”
カ「っ!…こ、これは」
ゾ「まさか…本当だったとわ」
彼らは凛が持ってきた本をパラパラと開くと、実際に自分たちの姿がそこに描かれており、その中身を確認した6人は、改めて自分たちがこの世界の人間じゃないという事を知った。
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