第22話 海に危険は付きものです!!
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凛を探しはじめて30分後、辺りを手分けして探しても彼女の姿が見つからない事で、皆の顔には焦りの色が出ていた。
土「おい見つかったか!?」
サ「駄目だ
向こうの岩場や店の方にも行ってみたけど凛ちゃんの姿は何処にもなかった」
銀「こっちも駄目だ
波打ち際にいるような感じじゃなかった」
ゾ「こんなに探しても見つからねぇって事は、離岸流の可能性を考えた方がいいかもしれねぇな」
サ「だとしたらどうやって凛ちゃんを助ける!?
もし沖合に流されていたとしたら見つけるのは困難だ!」
カ「いや…一つだけ方法はあるよ」
ゾ「何だ?」
カ「俺は自分のチャクラで海の上を歩く事ができる。
凛ちゃんの場所さへ分かれば行って戻ってくる事自体何の問題も無いよ」
銀「マジかよ!?
だったら直にでも…「でも場所が分からないんじゃチャクラを無駄に消費してしまい助けに行く事すらできない
せめて凛ちゃんの場所さへ特定できればいいんだが…」
喜「凛さんの場所が分かればいいんスね?」
カ「何か策でもあるの?」
喜「霊絡(れいらく)ッスよ」
サ「レイラク?
何だそれ?」
喜「霊絡とは大気中の霊気を視覚化したものッス
アタシなら見たり触れたりすることができるから凛さんの位置を探す事ができるかもしれないッス」
ゾ「じゃあ探す前に初めっからそれをしてれば良かったじゃねぇか!」
喜「無理っスよ
霊絡は凛さんだけじゃなく、ここにいる全員霊絡を持ってるんスから
そんな中から一人の人物の霊絡を見つけるのは難しいんス
でも浜辺にも近くの海にもいないって事が分かったから、後は西側を中心に探すだけ」
喜助は意識を集中し大気中の霊気を圧縮すると、彼の周りにはサンジ達の霊絡や他の海水浴客の霊絡が現れた。
他の5人には霊感は無いので霊絡を見る事はできないが、喜助は辺りをキョロキョロと見渡し、西の方角から伸びでいる霊絡がないか探した。
カ「どう?凛ちゃんの霊絡は見つかった?」
喜「……」
サ「おい、どうなんだ!?」
喜「……Σっ!ありました!」
喜助は西の沖合から伸びている霊絡を見つけると、遠くから白い帯状の物が漂っており、それが凛のものだと確信した喜助はカカシに場所を教えた。
喜「はたけさん、ここから真っすぐ行った沖合に向かってください!
距離は大体100m位ッス!」
カ「了解!
後は俺に任せろ!」
凛がいるであろう場所を喜助から聞いたカカシは、チャクラを練り上げ足の裏に集めると、急いで海に向かって走って行った。
銀「す、…スゲェ
マジで海の上を…∪」
土「さすが忍者だな…」
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