第22話 海に危険は付きものです!!
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波打ち際にやってきた凛は腰に通した浮き輪を抱え海の中に入ると、足が届かなくなる深さまで移動し、波の流れに身を任せて浮かんでいた。
「ん〜v
冷たくて気持ちいい〜
やっぱり海に来て正解だったなぁv」
心地よい波の音と揺れが彼女を包み込み、先ほどまで不快に感じていた暑さすら感じなくなっていた。
「喜助さんとカカシ先生も折角海に来たんだから遊べば良いのに…
……ん?」
凛はチラッと浜辺の方に視線を送ると、喜助達のいるパラソルの周りには彼等を取り囲むように数人の女性達の姿があった。
「喜助さん達ナンパされてる
ーーまぁかっこいい二人が一緒だったらそうなるわよね
他の皆はどうしたんだろう?」
近くにはサンジ達がいない事に気づき、キョロキョロと浜辺を見渡すと、喜助達から少し離れたところに別の女性の人だかりができていた。
「あ〜…やっぱり他の皆もナンパされている∪
サンジ君は目がハートになっているけど…」
皆カッコイイから仕方ないけど…
でも何か嫌だな…
いつも皆と一緒だったのに…
「急に一人ぼっちは寂しいじゃん」
凛は少しばかりネガティブな事を思いながら、波に体を任せてユラユラと海を漂っていると、時間が経つに連れて体が冷えてきたのでそろそろ浜辺に戻ろうと思った。
「少し岸から離れちゃったかな
寒くなってきたしそろそろ戻ろうかな」
ここから泳げば戻れるだろうと思った凛は、両脚を動かしながらバシャバシャと海を蹴って先へ進みだした。
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その頃女性達からナンパされていた銀時達はなんとかその場を離れると、パラソルの下にいる喜助達のところに戻ってきた。
銀「はぁ〜やっと逃げてこられた∪」
土「てめぇが目立つような行動ばかりするからじゃねぇか#」
銀「あぁ!?#
そういうテメェこそかき氷にマヨネーズかけてメチャクチャ注目集めてたじゃねーか!#」
喜「坂田さん達はかき氷食べに行ってたんッスね」
それから少ししてサンジとゾロも皆のところに戻ってきた。
サ「ったくテメェはすぐ迷子になろうとすんじゃねぇよ!#」
ゾ「そういうテメェは女に鼻の下伸ばしてたじゃねぇか!#」
カ「君たちはどこ行ってたの?」
サ「ナンパだ」
ゾ「トレーニングだ」
カ「海に来てまで何やってんの∪」
サ「あれ?そう言えば凛ちゃんは?」
土「そう言えばいないな
どこ行ったんだ?」
喜「凛さんなら今頃海で泳いでるッスよ」
凛がいない事に気づいたサンジ達だったが、喜助が彼女がいるであろう海を指差すと、皆はその方向に視線を向けた。
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