第45話 大きな川を越えて
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浄「びぇっくしっ!!ッか――!!さみ――っ」
「悟浄親父みたい(笑)」
浄「だったら俺の体を幸恵ちゃんが抱きしめて暖めてくれる?vv」
「∑なっ!/////…遠慮します/////
…――あ、独角さん服有難う!」
独「おう/////いいって事よ♪
ちゃんと温まっておけよ」
「うん♪
…あ!私八百鼡ちゃんに会うのは初めましてだったよね?
私は幸恵っての♪宜しくねvv」
鼡「幸恵さんですね!
コチラこそ宜しくお願いします♪」
三「敵同士で仲良くなってんじゃねーよι」
四人は独角児達に助けてもらうと八戒、悟浄、三蔵は服を脱いで焚き火の前で冷えた体を温めて、幸恵は女性なので独角児が着ていた服を羽織って火に当たっていた。
八「――ところで急いでらっしゃったようですが紅孩児さんがどうかなさったんですか?」
鼡「あ…いえ…そのはぐれてしまったもので――」
浄「…つってもよ、目的はこの経文なんだろ?
放っといてもそのうちこっちに来んじゃねぇの」
「それが今回は悟浄達が思ってるようには行かないかもよ?」
浄「はぁ?どういう意味幸恵ちゃん?」
「……悟空が危ないわね」
真剣な顔をした幸恵は先のことを知っていても正直悟空の事が心配だった。
そして彼女の一言で独角児は悟空が居ないことに気付くと顔色を変えた。
「要するに今の紅孩児に会うと悟空が危ないって事!」
浄「ちょっとまてよ…。
そりゃ俺等一応敵同士だから戦いもするだろーよ。
そんなん普通どおりじゃねーか。
何慌ててんだ?」
八「紅孩児に……いえ貴方達に一体何があったんです?
…それと幸恵も何か知ってるんですよね?」
「ん~~…知ってるけど、さっきからそこに居る劇団ひとりがスタンバってるから無理かもι」
幸恵は茂みの方をチラリと見てハァ~と溜息をつくと、黒の服に緑色の髪をした妖怪が姿を現した。
END