第45話 大きな川を越えて
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………暗い、な
水―――水の音
川か……?
『どしたの?』
人影……誰だ?
『いえ…今なにか声が』
――――眩しい
『声が聞こえたんです』
………光?
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浄「…ぜえっ…ぜえ…ぜえっ……あ゛――死ぬかと思った…」
八「いやー久々に泳ぎましたねぇ」
「っていうか服が重くて沈みそうι」
妖怪達を倒すために魔戒天浄を発動させた後、その勢いで遠くまで流された四人はそのれぞ岩や木材つかまっていた。
「あ、ゴメンね八戒ι
私はもう大丈夫だから放してくれてもいいよ」
八「いえ♪
僕の可愛い幸恵が流されたらいけませんからねv」
「っ//////
…あ、ありがと/////」
八戒は先ほど溺れていた幸恵を助けてからずっと、再び流されないようにするために岩につかまったまま彼女の体を抱きしめていた。
浄「っていうかずりぃぞ八戒!!#
#NAME1##ちゃんは俺のだっての!!」
三「フン…貴様もとんだ自意識過剰癖が有るようだな河童
……それと近寄るな。離れろ#」
浄「んだとぉ~~#
それにてめぇがあんなトコで大技ブチかますからこんな流されちまったんだろうが!!?」
三「じゃあ心置きなく沈んでろ!二度と浮かんでくるなクソ河童!!」
一本の材木に三蔵と悟浄がつかまり二人で言い争いをしているときだった、四人の頭上から聞き覚えのある声が聞こえ、崖の上を見ると独角児と八百鼡の姿があった。
鼡「つかぬ事をお尋ねしますが紅孩児様にお会いしませんでしたか?」
八「え?最近はお見かけしてませんけど」
浄「なに、どうしたのあの王子様」
鼡「いえ…そうですか、失礼しましたっ」
それだけを言い残すと二人はどこかへ行ってしまった。
浄「おい…ちょっ…待てっ!助けてけ!!」
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