第45話 大きな川を越えて
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妖「餌だ!餌だァああ!!」
坤「うわあぁあ!!!」
空「――坤!!」
妖怪は船の先端に飛び乗るとその衝撃で船がグラつき、坤と悟空が川へと投げ出された。
妖「ヒャはっ!バカめ!!全員まとめて餌になりやがれぇ!!」
浄「――っせえ!この半漁人っ!!」
゛ガキィ!!”
悟浄が櫂(かい)で殴ったが、いとも簡単に壊れてしまい、最後は幸恵が切り付けた。
「この雑魚が!」
゛ザシュ!!”
妖「ガッ…」
幸恵は事前に用意していた武器で妖怪を切り裂くと川に沈んでいった。
しかし、川に投げ出された悟空と坤はあまりの川の流れに耐え切れず、八戒達と後で合流することになった。
浄「おい、どーするよ。随分流されてるぜ」
三・幸恵「「貴様が櫂を壊したのが運の尽きだな」」
浄「俺のせいかよ#
……っていうか幸恵ちゃんぐらい俺を庇ってよι」
「うっさい#だったら泳げ!………それにまだ終ってないしね」
水面を見ると舟を囲むように無数の妖怪たちが姿を現した。
足場が不安定なこの場所で戦うことが難しく地道に妖怪を倒していってると、三蔵が殺した妖怪の手が船に引っかかり、船はひっくり返ってしまった。
「ガボッ…」
どうしよう!!
この中じゃこいつらにとって有利なだけι
はやく上に……
四人は急いで水上に上がろうとしたがそれぞれの足元に妖怪が捕まり、グングンと水中に引き寄せていた。
ヤバっ……息が…!
「ゴブっ!!」
三「…っ!!(幸恵!!)ゴボッ…クソったれ…!!」
【魔戒天浄!!】
力を振り絞って大技を発動させると妖怪を消したと同時に、異変に気付いた悟空は大声で叫んだが、その声は虚しくも木霊するだけだった
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