第44話 ドッペルゲンガーの正体
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その出来事は突然三蔵一行の身に起きた。
空「なっ…何だよコイツら!?」
八「偽物登場はセオリーでしょう」
浄「…ま、ひとつだけ確かなのは――今まで一番美形の敵だって事だ」
八「案外余裕ですね悟浄」
三人が街中でもう一人の自分に遭遇して戸惑っていると、偽物の悟空が三人目掛けて如意棒を振り下ろしてきた。
如意棒を強い力で地面に叩きつけると、その場所は見事に砕けた。
空「~~~くっそ、俺だってあれ位できるぞ!?」
八「対抗しない、対抗しない」
お互いがそれぞれ武器を取り出すと、両者は互角に戦い、中々けりがつかなかった。
空「――ッ!~~~なんか異様にやり辛いんですけど!!?」
浄「おい八戒!?は…」
八「「…………」」
八戒と偽八戒はただ無言のまま手を構え、相手の隙をうかがっていた。
浄・空「(怖ッ!!)」
八「……ι
…どうやら単なる見掛け倒しではないみたいですね…
この方々――ι」
八戒は薄っすらと顔に汗をかき、その汗はツーっと頬に沿って流れていった。
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