第42話 散行く雪の中で…
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そして雪が止んだ。
太陽の光で辺りは一面白銀の世界が広がり、沢山並ぶお墓にもう一つ新たなお墓が増えた。
結局…変えられなかった……。
どんなに未来を知っていても…変えられない運命ってあるの?
私は……っ!「…―ご…浄?」
悟浄は切なそうな表情をしている彼女を見て、優しく頭を撫でた。
浄「幸恵ちゃんの言いたいことは間違っちゃいねーよ…でもそれは耶雲のためでもあったんだよ」
「……うん」
三「…行くぞ」
空「ん…――三蔵……あのさ、もし俺が」
悟空はポツンとたたずむお墓をみながら何かを言いかけた。
空「――やっぱなんでもねーやっ」
三「殺してやるよ」
空「………っ」
三蔵の声が聞こえ後ろを振り向くと、太陽の光を背に三蔵の金髪が眩しいぐらいに光っていた。
三「殺してやる」
空「―――ん。」
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浄「……足かゆ…」
空「悟浄しもやけ?」
三「近寄るな伝染る」
「バル●ン焚かないと」
八「それは水虫…それと幸恵のはゴキブリ退治用ですよ」
「でも同じ虫じゃん♪」
浄「………ι」
そして彼等は再び西へと向かう。
END