第39話 奪われた記憶No2
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一体…何がどうなってんの?
宿についてから皆の様子がおかしい……私何かした?
……こうなったら皆に聞くしかない!
幸恵は意を決して皆のいるレストランへと向かうと、そこには三蔵達が昼食を取っていた。
幸恵は三蔵達が言った事が真実かどうかを調べるべく4人の所まで行った。
浄「ん?…あ…君はさっきの」
「ねぇ…教えて…私皆が嫌がるようなことした?
…だったら謝るから!」
三「さっきも言っただろ。
貴様のことなんざ知るか…分かったらさっさと失せろ」
「分かるわけ無いじゃない…
…急に何でそんなこと言い出すのよ!?
私だよ!?幸恵だよ!?」
八「幸恵さん?
僕達は貴方のことはこれっぽっちも知りません。
スミマセンが出て行ってくれませんか?」
「っ…八戒……くっ……皆のバカァ!!」
目に涙を浮かべた幸恵は四人の前から走り去っていった。
゛バタンっ!!”
「うっ…うわぁああ!……ヒクッ…バカァ!皆大嫌い!!」
自分の部屋に戻ってきた幸恵っはベッドの上で泣き崩れ声を上げて泣いた。
部屋には彼女の声が響き渡り、只冷たい空気があたりを包み込んだ。
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「フフッ…作戦通りだわ♪
このままずっと三蔵一行の記憶からあの女の記憶が無くなれば…
……さぁ次はどんな面白い物を見せてくれるのかしらv」
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あれからずっと泣いていた幸恵は気がついたら泣きつかれた眠っていた。
目を覚ますと空高く上がっていた太陽は完全に沈み、月が顔を覗かせていた。
「もう…夜か……」
私…どうなっちゃうの?
本当に私のことなんて……
もう私は…皆の仲間じゃないの?
………もう一度
真実を確かめたい
真実を教えて……三蔵
幸恵は頬を伝う涙を拭き、再び三蔵達のいる部屋に足を運んだ。
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