第36話 力と暴走No4
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三「これが……真の姿…――だと…」
強い妖力を辿り、視界が開けた場所で三蔵一行が見たものは辺り一面血の海と、幸恵の足元で倒れていた亮明だった。
浄「おい!幸恵ちゃん!
一体どうしちまったんだよ!?
幸恵ちゃん!幸恵ちゃん!!<;font>」
「クククッ…なんでそう何度も私を呼ぶ?
……私がそんなに心配なのか?
…そんなに私が愛しいか?」
゛ゾクッ!!”
「やはりこいつの身体は居心地がいいものだな……外の世界も中々だ…そして血も…………最高だ」
手についた血をペロリと舐め、不適に笑うその姿はまるで修羅か羅刹のようであった。
辺り一面にはただならぬ緊張感が走り、五人はその場から一歩も動けないでいた。
惷『幸恵様!!私がお分かりになるか!?』
「貴様は…ほぉ…久しく見ない顔だな惷涯
…貴様はまだ私の守護神というフヌケなことをしているのか
……だがいい機会だ…お前はもう必要ない。
これからは私が幸恵と共に共存していくのだ!!」
幸恵は火影骨を取り出すと、三蔵達目掛けて一振りした。
惷『なっ!!?…あれは!!…防陽壁(ボウヨウヘキ)!!』
゛ドォォォォォン!!!”
惷涯はとっさの判断で四人の前に防護壁を作ると、幸恵の衝撃波を防いだ。
しかし幸恵は刀を一振りしただけで、そこにはとてつもなく広い範囲で木々がなぎ倒され、大きなクレーターが出来ていた。
三「一振りでこの威力だと!?……チッ…桁(けた)が違いすぎる」
八「どうにかして彼女を止める方法はないのですか?」
浄「悟空よりもはるかに上だってのかよ!?ι」
空「でも!幸恵を止めないと!!」
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