第35話 力と暴走NO3
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「アハハハ!!……痛いか?苦しいか?」
亮明の左腕と右目を引きちぎった幸恵は、あれからも楽しそうに笑っていた。
服には返り血が沢山かかっており、地面はペンキを零したように一面紅く染まっていた。
「次は…何を切り落としてやろうか?
…クスクス………次は右腕だ」
゛ザシュゥゥ!!”
亮「ぎゃぁあ゛あ゛!!!」
森にはただ亮明の悲痛な叫び声と幸恵の楽しそうな笑い声が響き渡り、そこはまるで地獄の様な光景だった。
そのころ三蔵達は森にたどり着くと幸恵を探した。
「「「「っ!!」」」」
三(なんだこのとてつもなく重苦しい妖気は!?)
八(息がし辛いですね…ι)
三蔵達は近くにいるであろう彼女の妖気を頼りに森を進んでいると、遠くで亮明の叫び声が聞こえてきた。
それに気付いた五人は急いでその場所に向かった。
「もうお前には飽きたよ……終わりだ」
゛ブシュゥゥ!!!”
冷酷な表情を浮かべ、幸恵は亮明の心臓を一突きした。
「…フフ…フフフ…アハハハハ」
空「幸恵!!」
亮明の遺体の側で声を上げて笑っている幸恵に悟空が呼びかけた。
幸恵はゆっくりと振り向くとそこには五人の姿があった。
惷『幸恵……様…――っ』
三「これが……真の姿…――だと…」
END