第35話 力と暴走NO3
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そして、亮明の術で致命傷を負っていた三蔵達は惷涯の治癒のお陰で見事に回復することができた。
八「ありがとうございました。
まるで奇跡ですね」
空「傷もなくなってるし、スゲーな!」
惷『いえ…傷が癒えて何よりだ。
それに幸恵様が此処に向かえと申した』
浄「幸恵ちゃんだったのか
……って、おい!幸恵ちゃんはどうしたんだよ!?」
三「何故貴様だけここにいる!?
幸恵は一緒じゃねーのか!!?」
惷『幸恵様は一人、亮明と戦ってる…』
浄「何で一緒に連れて来なかったんだよ!!
幸恵ちゃんがどうなっても良いのか!?」
悟浄は惷涯の胸倉を掴むと大声で怒鳴った。
惷『っ…知った様な口を利くな小僧!!
幸恵様は今にも死にそうなお前達を助ける為に私を此処に向かわせた!!
出来ることなら私は幸恵様をお守りしたかった!!
だが幸恵様は御自分の事より先にお前達の守りたかったのだ!!
それを何故分かってあげない!!?』
浄「っ……んな……」
三「おい!今から幸恵の元に向かう
そこまで連れて行け!」
惷『いいだろう
……∑!?…幸恵様!!』
惷涯は移動の力で三蔵達を彼女の元に飛ばそうとした。しかし次の瞬間、惷涯はとてつもなく大きな気を感じた。
八「一体どうしたんです?」
惷『幸恵…様の…力が暴走…してる』
「「「「!!?」」」」
三「なんだと!?…チッ!さっさといくぞ!!」
状況が不味いと思った惷涯は急いで皆を彼女のいる森へと飛ばした。
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