第35話 力と暴走NO3
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ッ!!…
―――ドクン!
【…――い…おい…】
…ドクンッ!…――
【あんた弱いね】
…ドクン!…――
【私があいつを殺してやるよ】
…ドクンッ!――
…止めて!あんたはいらない!
【あんたは私で、私はあんただ…何もかも自由なんだよ】
…ドクンッ!!
…ドクンッ!!…――
ヤメテェェェ!!!
「おぉぁあ゛あぁあ゛!!!!」
亮「∑ッ!?……――」
亮明は以上なまでに高まった妖気を察知すると、驚いでその場を離れた。
「この妖気は…っ…私の予想外ですね…」
幸恵の放った妖気はまるで何万、何千という数の刃を喉元に突きつけられてるようだった。
亮 「∑ゾクゥ!!……貴方は一体」
見ているだけなのに今にも押しつぶされてしまいそうですね……姫巫女を侮っていましたよ。
亮明の前には先ほどの幸恵とは違い、栗色の髪や眼は悟浄同様に紅い髪で腰まで伸び、眼も紅くなっていた。
そして顔には波模様の痣(あざ)が現れ、爪も妖怪のように鋭く伸びていた。
亮「このままではチョット無理がありますね…」
亮明は次に『石力(せきりょく)』と書かれた札を取り出すと、幸恵に目掛けて攻撃をしてきた。
亮「重岩強壁(ジュウガンゴウヘキ)…砕暴石(サイバクセキ)」
亮明は言霊を唱えると、とてつもなく大きな岩の塊が幸恵に目掛けて大量に落ちてきた。
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