第34話 力と暴走NO2
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三蔵一行の前に突然現れた妖怪、その名を札使いの亮明(りょうめい)。
彼の寒気がする妖気を肌に触れ、五人は武器を構えると警戒を固めた。
亮「聞こえませんでしたか?……「死んでください」と言ったんです
それと一ついい忘れていました…陰陽の姫巫女は私が頂いて行きます」
三「ふざけるな!#」
浄「こっちは死んでやる気なんかサラサラないんでね!
それに幸恵ちゃんは死んでも渡すかっての!」
亮「そうですか…それは困りましたねぇ…私も無駄な時間は過ごしたくありません」
そう言うと亮明は四枚の『斬切』と書かれた札を取り出すと言霊を唱えだした。
亮「四魂瞬斬致死(シコンシュンザンチシ)……鎌鼬(カマイタチ)」
゛ザシュッ!!!”
「えっ……」
゛ブシュゥ!”
亮明の手元から札が投げられると次の瞬間、眼に見えない速さで三蔵達は体中を切り刻まれた。
一瞬で辺りは血の海になり、攻撃を受けた四人は力なくその場に倒れていった。
亮「クスクスッ……あっけない最後でしたねぇ」
「さ…ぞう…み…んな…やっ……ヤダッ!…イヤァァァアア!!」
またあの時と同じだ……私は…大切な人を…守れないの?
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