第61話 VS斉天大聖
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”ビシャァア!!”
八「!!!」
”バシィ!!”
悟空が手をかざすと、八戒目掛けて雷が落ちてくると、それを躱すようにしながら攻撃を避けた。
ヘイ「あのぼん…町ごと壊してまうわ…!!」
八「ーー悪ふざけが過ぎますよ…!!」
悟空の攻撃を止めるために、八戒は再び気功を放ったがそこに悟空の姿は無かった。
煙が辺りに立ち込めいない事に気づくと、自分の背後から悟空が現れた。
八戒は彼に対してバリアで防ごうとしたが、その防御もいとも簡単に崩されてしまった。
”バチィ!!”
浄「八戒ーー!!!」
地面に倒れた八戒に近づき彼の脚を掴むと、悟空はそのまま勢いよく八戒の体を振り上げ地面に何度も何度も叩き付けた。
”ドゴォオ!!”
八「ガハッ!!」
そして次の瞬間ーーー。
「……悟空…もう十分でしょ」
浄「幸恵ちゃん!?」
ここへ到着して直ぐ幸恵は惷涯の力を借りると、目の前で暴れている悟空の手を掴むと、彼の動きを止めた。
そしてヘイゼルは幸恵の姿を見て更に驚きの表情を浮かべると、そこには惷涯の力でシルバーの髪と深紅の瞳をした幸恵の姿があり、いつもの可愛い表情から、惷涯のようにキリッとした別人を思わせる幸恵がいた。
ヘイ「……あ、…あれは…幸恵はんなんか…?」
陰陽の姫巫女の事は聞いとった…
せやけど……こうも妖気が満ちあふれ、こうも重苦しいもんとは知らへんかった…。
「悟空…いい加減やめさない
じゃないと、今度は私が相手をするよ」
空「……(ニヤッ)」
悟空は八戒の脚から手を離すと、空いている方の手で幸恵に向かって攻撃を仕掛けてきた。
”パシィッ”
空「っ!!?」
「そんなんじゃ、私には届かないよーー。」
”バキィっ!!”
幸恵は悟空の攻撃を片手で受け止めると、今度は彼女が悟空の顔目掛けて殴り飛ばした。
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