第58話 俺達の選んだ道
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「悪いがアンタらを逃がすわけにはいかんよ
ーーーーこの町の為に」
空「え…?」
八「…貴方がたはすべて知っていたのですか
道志が妖怪と通じていた事もーーーーー」
蒼「なんだと……!?」
「感謝しておりますよ道志様
どんな形であれこの町に平和をもたらして下さった」
蒼「そんな…バカな……いや」
八「どうやら民衆は貴方が思うほど愚かではなかった様ですね」
蒼「…祭りあげられていたのは…この私の方だと……」
浄「生け贄出してんのも町中で見てみぬフリしてたワケか
恐れ入るぜ」
「我々には守るべきものがある
それが誰かの犠牲の上に成り立つ平和でも、生きる為、守るためにはやむを得ん事だ…違うかい?」
空「…アンタ達は本当にそれでいいと思ってんのかよ!?」
「何と言われようが構わないさ…これが我々の進んだ道だ」
悟空達は町の人々に考え直す様に言ってみたが、それでも人々は守る為に今の考え方を変えようとはしなかった。
八「ーーーー確かに貴方がたの言い分もよくわかります。
しかし守るべき物をもつのは貴方達だけではない」
「ーーーー!!」
浄「こちとら他人の為に死んでやるつもりは微塵もねぇぜ?」
空「…アンタらがそのつもりなら本気でやるかんな
もう人間だからとか妖怪だからとかーーーー
そんなん関係ねぇよ」
三人はそれぞれ攻撃態勢で武器を構えると、それを合図に町の人達はいっせいに三人めがけて攻撃を仕掛けてきた。
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