第58話 俺達の選んだ道
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二人の周りを再び数人の妖怪達が取り囲んだ。
「さすがは最高僧三蔵法師と陰陽の姫巫女だ
人間のくせになかなかしぶといじゃねぇか」
三(……いやーーーー違うな)
「そろそろ観念して念仏でも唱えてな!!」
三(今ここにいるのは
あの頃の俺じゃねえ)
妖怪達はいっせいに二人に襲いかかった。
二人の攻撃は遥かに強く、次々と血を噴き出し地へと倒れ込み、三蔵の背後から襲いかかってきた妖怪が刀で攻撃を仕掛けてくると三蔵は銃で刀を受け止めた。
しかし、負傷した腕に激痛が走り、銃がはじき飛ばされると、同時に幸恵がその妖怪を斬りつけた。
今更怪我なんて恐れない
守るべきもの達が
私にはいるから
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浄「ーーーーおい、どこ行くんだよ悟空」
空「三蔵と幸恵を探す。
このオッサンと話しててもラチあかねーもん」
八「…そうですね
三蔵はともかく、幸恵の事は心配ですもんね」
三人は背を向けて屋敷から出て行こうとした。
しかし、それを阻止しようとした兵達が食い止めようとしたが悟空の如意棒によって勢い良くはじき返されてしまった。
「ーーーーー待て!!」
空「ぶっ〜〜〜〜〜悟浄!?何立ち止まって………」
その場から走り出そうとしたが、悟空の前を走っていた悟浄が急に立ち止まったため、彼の背中で顔をぶつけてしまった。
何事かと思い周りを見渡すと、そこには武器を持った町の住人達が三人を取り囲む様にして立っていた。
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