第57話 蒼真の罠
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その頃幸恵は三蔵と一緒に部屋で珈琲を飲んでいた。
祭り会場から三蔵達の居る宿までは、そう遠くなかったのでそれなりに賑やかな声は聞こえていたが、幸恵も野宿で疲れていた事と、これから起きる事を予想していたため、外での行動を控えていた。
三「…お前は行かなくてよかったのか?」
「少し興味はあったけど、さっきも言ったように疲れてるからね。
あ、それに三蔵とこうやって二人っきりになる事ってなかなか出来ないし♪」
三「っ…//////
…フン…俺はあいつらがいようがいるまいが関係ねぇがな。
幸恵が望むなら、俺はいつでもお前の側にいてやる」
「…っ//////…あ、…ありが…と/////」
まさか三蔵にそんな事を言われると思ってなかった幸恵は顔を真っ赤にすると、持っていた珈琲を一口飲んだ。
「そんな顔…俺以外の奴らに見せんじゃねぇよ」
三蔵は幸恵の背後に回ると、いきなり後ろから包み込む様に抱きしめ、彼女の耳元でそっと囁いた。
「っ!///////」
突然の事に先ほど以上に顔を赤くした幸恵は、体がビクッと反応すると、それを見た三蔵もイタズラ心に火がついたのか、ニヤッと不定な笑みを浮かべた。
三「…なんだ?
そんなに…耳が感じたか?」
”…クチュ”
「Σひゃぁ!//////」
三蔵は幸恵の耳を後ろからペロッと舐めると、いきなり生温かな感覚に襲われ、驚いたは彼女は思わず小さな悲鳴を上げてしまった。
「ちょちょちょ!!…さ、三蔵!!//////
なななにしてるの!?///////」
三「何がだ?」
「なっ、何がって今耳を舐めたでしょ!?//////」
三「…あぁ、それがどうした」
しれっとした顔でいうなぁああ!!∪////
三「俺、三蔵法師だからな」
それ関係ねぇぇ!!////∪
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