第56話 結界の町
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烏「………ねぇヘイゼル
『斉天大聖』って知ってる?」
ヘイ「セイテン……?」
烏「そう。
禍事(まがごと)の証したる金晴眼を持ち、大地の気を吸って生まれた異端の証。
天上界で大罪を犯し、その凶悪さ故この桃源郷に封じられていたというーーーーーそれが『斉天大聖』だよ」
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浄「~~~てめコノ、クソ猿っ!!
マジに一人で全部食いやがった!」
空「なんだよっ最初に横取りしたのてめーの方だろ!?」
宿から少し離れたところのお店に来ていた三蔵一行は、いつもの様に騒がしい食事を楽しんでいると、これまたいつもの様に悟浄と悟空の食べ物の取り合いが始まっていた。
三「…春巻きぐらい追加で注文すりゃいいじゃねぇか#」
八「ダメですよ三蔵甘やかしたら。
この二人がふた目ともみられぬ中年太りでもしたらどう対処するんです?
後部座席に積みきれませんよ」
「あ、でも悟浄はどちらかというと、ビール腹で中年太りになるんじゃないかな?
…としたら三蔵も?∪」
浄「荷物か俺たちゃ」
三「俺を勝手に巻き込むな#
…しかしアレだ…お前らが霞んでみえる程、騒がしい町だなここは」
周りを見てみるとお店の従業員は忙しく歩き回り、どの席からもお客が賑わっている声があちらこちらと聞こえ、結界のお陰で妖怪に怯えて暮らす事も無く、この町は本当に平和なんだと彼らは思った。
空「…でもさ一歩町の外に出ればああやって妖怪がウヨウヨしてんじゃん?」
八「おそらくこの町は完全に外界を遮断しているのだと思いますよ。
周囲も山々に囲まれていますしね。
この町全体が自給自足の体制を整えてるんじゃありませんか?」
「まぁそうだよね。
現に宿も私たちがいる一軒だけなんだし
それに自給自足なら外界に出る事だって無いもんね」
三「完全な陸の孤島だな」
「ーーーーあの、ちょっとよろしいですか?」
食事もある程度終わり、一段落して落ち着いていると一人の男の人から声をかけられた。
「三蔵法師様とおっしゃるのはそちらのお坊様の事でしょうか?」
三「人違いだ」(きっぱり)
浄「めんどくさがるなよ
おめーは……#」
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