第56話 結界の町
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三「…聖なる力ってのはどういう事だ」
「えぇ、この町も以前は妖怪脅えとりましたがね
数年前、道志の蒼真様がこの町の長になってから妖怪はこの敷地内に足を踏み入れる事ができなくなりました。
長の張った結界がこの町を守っているのですよ」
町の者の言葉を聞いた悟空は、自分たちは何ともないという事を言おうとした次の瞬間、三蔵と悟浄からから足蹴りとはハリセンを食らってしまった。
「…あはは∪」
八「そういう事ですか
それなら何の心配もありませんね」
説明を聞いた後、5人はひとまず今夜泊まる宿に向かうと、丁度2部屋取る事ができたので男性4人と幸恵1人の部屋割に決まった。
浄「妖怪が立ち入る事のできない町……か
眉唾モンだろ?
現に俺ら3人はアッサリ入れちまったじゃねぇの」
八「でも実際、僕らを襲った妖怪達は足を踏み入れて来ませんでしたよ」
三「…まぁお前らは妖怪としては規格外だからな
微弱な結界には引っかからんのかもしれん」
浄「…つーかさ、幸恵ちゃんならこの事知ってるんじゃねーの?」
三蔵達の部屋に来ていた幸恵は八戒に入れてもらった珈琲を飲みながら話しを聞いていると、4人の視線が彼女に集まった。
「うん、知ってるよ
でも前から言わないって言ってるじゃない
それよりも今夜はお祭りがあるみたいだよv」
空「えっ!?マジで!?行く行く♪」
祭りの話しをした途端悟空は目をキラキラと輝かせ、屋台で何を食べようかといろいろ考えていた。
「あ、ごめん私ちょっと部屋に戻るわね♪」
浄「え~~悟浄さんは幸恵ちゃんの側を離れたくな~い」
「ごめんね、じゃあ夕食のときは悟浄の隣にでも座らせてもらうから♪」
幸恵は「じゃあね」と言い残し自室へ戻ってくると、ブレスレットから惷涯を呼び出した。
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