第56話 結界の町
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八「ーーー残念でしたねぇ
後もう少しで何事も無く町に入れたんですけど」
三「町に着いてから来られた方が厄介だろ」
「同感!町ではゆっくり休みたいもん」
空「腹減った~~~~」
浄「山二つ分も走ってケツが痛えっちゅーー事よりも…だ」
空「腹減った~~~」
浄「猿のこの台詞を聞き飽きたぜ俺は」
八「食べ物を詰めればしばらくは止みますよ?」
ジープで走行中だった三蔵一行は今日も天竺に向かう為、次の町に向かっていた。
今日は珍しく妖怪の襲撃もなく、町に入れると思っていた矢先いつもの用に幸恵と経文を狙って沢山の妖怪達が三蔵一向に襲いかかってきた。
「ーーーーー三蔵一行!!
貴様らの命と陰陽の姫巫女と経文は俺達が貰い受けるぞ!!」
浄「…この台詞も大概聞き飽きたけどな」
「耳にタコだね♪」
空「腹減ったーーー」
八「そうですねぇ
じゃ何か適当に詰め込みますか?」
八戒の言葉と同時にそれぞれが武器を手にし瞬殺していくと、辺りには妖怪の肉片と鮮血が飛び散っていった。
「ーーーお坊さん方!!
そいつらの相手をする必要はありません!
こちらの敷地内にお入り下さい!!」
突然町の者から声をかけられた三蔵達は、訳が分からず訳が分からないと言った表情をしていたが、再度町の人の声で5人は敷地内へと入っていった。
「ーーおい、この先は…」
「あぁ」
「ーーまぁいい、奴らがこの町を出るのを待つだけだ」
「命拾いをしたな三蔵一行
次こそは必ず経文と姫巫女を頂くぞ!!」
町の者が通り妖怪達は敷地内には入ってこず、そのまま退散していった。
空「ーーーえ?」
浄「引き返しちまったアイツら……」
「危ないところでしたなぁ
しばらく待ちを出ん方が良いですよ」
八「ありがとうございました
これは一体…?」
「このまちは聖なる力に守護されておるのですよ」
町の者から案内され三蔵一行は敷地内の奥へと足を運ばせると、町はとても活気があり皆が平和な暮らしをし5人はとても驚いていた。
「本当に大きな町だなぁ~
(まぁ、ここまでは私も本で見てたから把握はしてるんだけど…三蔵の側を離れない方が良いかもしれない)」
浄「石畳か
そういや山越えた辺りから微妙に景色も変わってきたな」
八「それだけ僕らも遠くへ来たって事ですよ」
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