第55話 幼き命の選択
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空「ーーーーてやっ、せあ!ーーはっ!!でやっ」
浄「…まさかアイツら一晩中アレやってたのかよ……」
ヘイ「いつの間にかあない仲良くなってたんやろね?」
翌朝、悟浄はボーッとした顔で向けた視線の先には、悟空とガトが外で手合わせをしていた。
「本当にあの二人って凄いよね。
私だったら体力が追いつかないもん。
八戒そろそろ朝食なんだし、悟空呼んだら?」
八「クスっ、そうですね。
一晩中やってたらお腹だって減ってるでしょうし。
ーー悟空、そろそろ朝ご飯ですよ~~~」
八戒の声が聞こえたのか、悟空は中断すると急いで室内に戻っていった。
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”シャグッ、シャグッ、シャグッ、シャグッ、シャグッ”
「ーーーーコラァ!!またお前か!!」
「っ!!」
「店の物を盗むなって何度も……まてこのチビッコ!!」
三蔵一行たちが滞在している宿の外では、昨晩の妖怪の子供が、お店で盗んだリンゴを隠れて食べていたが、見つかってしまった。
逃げる場所を失った妖怪の子供は、とっさに宿の中に逃げると、大人たちも中を探し出した。
「どこに逃げ込んだ?」
「わからん、こっちだと思ったが…」
”ガチャ”
「あ…こりゃ失礼。ーーおかしいなぁ…」
「ここに子供が来なかったかい?」
八「子供?
いいえ。どうかなさったんですか?」
「あぁ、いえね。
上の森からこの町に降りてきては食い物をよく盗んでいく…妖怪の子供がいるんだが」
浄「へぇ、そりゃ迷惑だな」
「まだ幼いんで人間を襲ったりはしないんだがね、お兄さんたちも何か盗まれないように気をつけた方がいいよ」
男たちは、子供の妖怪が居ないことを確認すると、八戒たちに忠告をし、部屋から出て行った。
浄「………行ったぜ」
もう大丈夫と判断した悟浄は言葉を発すると、机の下から問題になっていた子供が出てきた。
「あ、君ーー今度から気をつけないよ駄目だよ♪」
幸恵はテーブルの上にあった肉まんをいくつかその子供に渡すと、子供はぺこりと頭を下げて部屋から出て行った。
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