第53話 美女の奪還!
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ヘイ「……あぁ、しょーもな…色を好むんは英雄のみにあらず、やねぇ」
「な…何だてねぇらは人間か!?」
「おい、衛兵たちを集めろ!!」
「それは無理だよ。
だって今みんな睡眠の真っ最中何だからv
中には永眠の妖怪もいるけど……さて、そこの女性達こっちへいらっしゃい!
……じゃないと、むさ苦しい野郎の体内に住み着いている病原菌が空気感染で貴方達の体にも入ってくるわよ?
感染したら最後!!一生むさ苦しい顔で生活をしないといけなくなるんだから」
「「「ヒィイ!!」」」
妖怪「「ヒィイ!!」じゃねぇよ!!##」
妖怪「どんな病原菌だよ!!?
つーか初対面の相手に失礼だろうが!!#
…どうせテメェらこの女達を取り戻しに来たんだろーが!!そこを退かねぇと、女の命はねぇぞ!!」
空「ま~~~たこのパターンかよιι」
八「仕方ありませんよ。
彼らなりに必死なんですから」
妖怪たちは自分がやられまいと、近くに居た女性達の首に刃先を向けた。
ヘイ「―――それがどないしはりましたん?」
三「………」
「っ………」
ヘイ「ガト…――構へんよ。
娘はんらごと一遍死んでもらいまひょ」
「なっ!?」
ヘイ「残念やけどそない脅し、ウチには通用せぇへんのですわ」
空「ちょっ…待てよ、まさか…」
浄「本気か!?」
ヘイゼルの背後からガトは銃を構え、妖怪と人質の女性達に銃口を向けた。
ヘイ「心配せんでも娘はんらはちゃあんと生き返らせますさかい」
浄「――そういう問題じゃねぇだろ―――が!!」
「いや……た、助けて!!」
ヘイ「妖怪は三匹、人質は三人。
魂みっつ回収して三人とも蘇らせてもプラマイ0や」
「いやぁああああ!!!」
〝サッ!”
〝グイッ!”
銃口がひかれる寸前だった。
女性の声とともに、八戒と悟空はガトの銃をギュッと握り幸恵も撃たせないように、ガトと妖怪の間に割って立ちはだかっていた。
緊迫した空気があたりを包み込み、彼らの行動が何を言いたいのか一目でわかった。
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