第52話 売られたケンカ
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八戒は幸恵を抱きかかえるとガシャンと大きな音を立てて外へと逃げた。
落ちていく速さは増し、後少しで地面にぶつかると思った次の瞬間、ジープが二人を見事にキャッチした。
八「ジープ……すみません助かりました」
「ふぅ~~ι
ありがとうジープ……―――!?」
安心しているのもつかの間だった。
外に出たら、黄色い目をもった人々が二人に襲いかかってきた。
八「ちょっ…放してください!!」
「八戒に手を出さないで!!
〝バキィ!”
幸恵が蹴りを一発入れたと同時に、買い出しに行っていた三蔵と悟浄と悟空も合流した。
空「――大丈夫か!幸恵、八戒!?」
「皆!」
三「とりあえず乗り込め!!」
三人はジープに急いで乗り込むと勢いよくバックで出発し、切り替えてその場から逃げだそうとしていた。
「――殺せ」
「逃がすな!」
浄「…どーすんだ!」
「今はこの街を出るしかない!妖怪じゃない以上戦うなんてでき「――八戒、前!!」
幸恵の言葉をかき消して、悟空が前方を指さすと、ジープの前に大量の大きな樽がガラガラと音を立てて落ちてきた。
八「くっ…!!」
「「どわッ!?」」
「Σきゃぁ!」
三「幸恵!!」
ハンドルを一気に切り返しジープから放り出された三蔵一行だったが、三蔵は寸前のところで幸恵をかばった。
浄「うアッチ!手の皮剝けたぞオイ!?」
「ありがとう三蔵」
八「……どうやら見逃してくださる気は無いみたいですね。」
彼らの前には包丁や斧を手にした街の人々が三蔵一行を囲み、今にも襲ってきそうな勢いだった。
しかし彼らは皆昨夜生き返った人たちばかりであり、妖怪じゃない以上武器を使うことはできなかった。
「殺せ…」
「殺せ」
「妖怪は殺せ…!!」
浄「妖怪妖怪…って、いい加減しつけぇんだよ!!」
〝バキィっ!”
一気に襲ってきた街人にキレた悟浄は素手で攻撃をすると、隊長の悪い八戒も応戦した。
三「このままじゃラチがあかねぇな」
「三蔵ιのんきだね」
浄「~~~~ちったぁ手伝えクソ坊主!!#」
「でも三蔵、この人たちは折角生き返ったんだよ?
それを倒していいの?」
その時だった。
八戒たちが苦戦していると、先ほどの宿の娘が自分の父親に止めるように止めに入ったが、我を忘れた父は娘を殴り飛ばした。
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