第51話 青い天使到来
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「もう泣かんでええよ」
「…………え…?」
女性は男の言ったことに疑問の表情を浮かべ、男は首からぶら下げていたペンダントを取り出すと、辺りに温かな光に包まれた。
それと同時に先ほどまで降っていた雨はやみ、雲の切れ間から日の光が差し込み、息のなかった男も何事もなかったように生き返った。
三「っ!!」
空「う…嘘だろ…生き返った……」
浄「何ぃ!?」
「そこの銀髪と眼鏡のアンタはん。治癒ができはるんやったら怪我人はお任せしますな」
八「え…えぇ…あの」
「亡うなった方は全部ウチにお任せや」
***********
「司教様――!!」
「有難うございます司教様…!!」
次の朝、町の人々は昨晩の一軒で助けてくれた司教に大衆が群がっていた。
浄「…たったの一晩でスーパーヒーローの誕生ってな」
三「………」
空「大丈夫か?八戒」
それとは逆に宿の一室では風邪で寝込んでいる八戒の姿があった。
八「ええ………いえ…すみませんι」
三「ズブ濡れの格好のままあれだけ立て続けに気功を使えばブッ倒れて当然だ」
浄「ったく無茶しやがって」
八「あはは――だって任されちゃったもんですから」
浄「…お前ってホンット負けず嫌いよね」
「はいはい
悟浄も悟空もそんなに近づくと風邪がうつっちゃうよ?
八戒、宿の人からお薬貰ってきたよ」
八「幸恵有難うございます」
「あと、ごめんね八戒ι
なるべくケガ人を出さないように妖怪を倒してたんだけど間に合わなくて…ι」
八「貴方が謝ることじゃありませんよ。
それに怪我の治癒が惷涯さんにも手伝ってもらいましたから」
「有難う八戒!早くよくなっ」゛コンコン!”
幸恵が話している時だった。
いきなりノックされ扉が開かれると、そこには昨晩の男二人が入ってきた。
「お疲れさんやね」
空「あ……」
「なんやしんどい事さしてしもうたみたいやわぁ。
えろすんまへんな」
空「「えろ」……?」
浄「俺を見んな#」
「ブフぅ!!」
八「いえ、僕なら大丈夫です。
すぐに回復しますから」
それから司教は三蔵と幸恵をジーっとみると、それに気づいた三蔵は彼に声をかけた
三「………何だ」
「……?」
「いやあ、そのカッコ…アンタはんお坊さんどすか?
これ法衣いわはるんやろ。
ええなぁエキゾチックやわ~~♪
それにそこのお嬢さんもえろかわええなぁvv
紅一点ちゅうんはこのことなんやねぇ♪」
三「ビクッ!」
「………ι」
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