第49話 今日は○○とデート♪
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それからしばらく小川沿いの道を二人で歩いていると、気がつけば辺りは夕暮れに差し掛かろうとし、太陽は山に沈みかけ、青かった空も段々と赤みを帯びてきていた。
「もう夕方かぁ~…なんだか時間があっという間に過ぎていったね?」
惷【時間というものは長いようで短い…だから生き物はその日を大切に生きようとする。
私とて今日はこんなにも時間があっという間に過ぎていくことを感じたのは久々だった。
……ではそろそろ皆の元へ戻ろう。
あ奴らも心配しておるであろう】
「あ、そういえば外出してくるって伝えてなかったんだι
どうしよう!!
絶対三蔵ハリセンで叩いて来るよ!ι」
惷【案ずるな、私の主には手出しはさせぬ】
「じゃあ惷涯がいてくれたら安心だね♪
……あ!ねぇ惷涯?
…また今日みたいに一緒に散歩してくれる?
一緒に外を歩いて、一緒にお店に行って……そして…―――また私のこと名前で呼んでくれる?」
惷【…あぁ】
そして惷涯は銀色の髪をなびかせ幸恵の側に歩み寄ると、そっと頬に手を添えて優しく桜色の唇にキスをした。
…チュ…
「…………え?//////」
惷【一人の男として、私の気持ちを幸恵に………】
…――――愛している
この気持ちは…昔も
今も
そして……
これからも
END